防災の日
- 大瀧智子
- Sep 1, 2020
- 2 min read
今日は9月1日、防災の日です。最近は自然災害が甚大になり、防災への意識が高まって来ています。きっとご家族でも、自然災害が起こった時の避難場所など話し合われていることでしょう。
日本中(世界中)、どこにいても自然災害から逃れられなくなっています。普段は心を和ませてくれる自然ですが、一度牙をむくと、人間の力では到底かないません。備えあれば憂いなし、防災のための準備を再確認したいですね。
8月21日に、福岡市からの通知で避難情報発令時の保育園の対応が示されました。これまでは、ライフラインを守る方達のお子さんを預かるのが保育園の使命と言われ、どんな時も休園することは許されませんでした。
2年前の7月6日、室見川が氾濫しそうになった時、保護者の方にお子さんのお迎えを依頼する決断をしたのは各保育園の園長でした。子どもの命を守るとともに、職員の命を守るための決断でした。
福岡市の許可を得ずに、保護者の方にお迎えをお願いする決断をするために悩んだのは私だけではなかったことを後から知りました。
警戒レベル3(避難準備・高齢者の方の避難開始)になったら、保護者の方に家庭保育をお願いしたり、お迎えを依頼することができるようになりました。
警戒レベル4(避難勧告・避難指示)になったら、休園にすることができます。どのタイミングで警戒レベル4が発令されるかによって、難しい判断を迫られますが、今までのようにどんな時も開園しなくてはいけないと言われていた時に比べるとずっと安心です。
早速、明日にも台風9号の影響を受けるかもしれません。今日は暑い中、先生達が台風に備えて準備をしてくれました。コロナウイルスに熱中症に台風・・・いろいろな災いが降りかかって来ますが、冷静に辛抱強く乗り越えたいと思います。
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