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時間

 病気療養中のS先生が久しぶりに園に来てくれました。S先生に会えて、子ども達も私達も嬉しくて、ホッとしました。開園からずっと一緒に過ごしてきたので、こんなに長い間会えないと、心にぽっかり穴が開いたような・・・という表現がピッタリだったので、今日は心が満たされた気がしました。


 いつも思うのですが、何よりも健康は大事ですね。S先生に会えて、日頃は当たり前に思ってしまっている健康のありがたさをしみじみと感じ、ずっとみんな(子ども達も先生たちも保護者の方も)が健康でいられますようにと願いました。


 S先生が、「休職中で時間がいっぱいあるのに、一日何もしないで過ごしているようで、私は何をしているんだろう?と思うことがあるんですよ。」と話していました。働いていると、毎日忙しくて、〇時までに〇〇をして、〇時には〇〇をしなくてはと、いつも時間に追われていますが、時間があると、効率よく動かないので、時間がたくさんあればいいということではないかもしれません。S先生にはじっくり時間をかけて元気になってほしいです。


 時間だけは全ての人間に平等に与えられているので、それをどう使うかは自分次第ということでしょうね。りんごの花保育園の4歳児、5歳児の子ども達はよく時計を見ています。時計を見て、片付けを始めたり、次の行動の見通しを立てています。時間の概念がわかるのは、小学生になってからと言われていますが、先生たちが日常的に「時計を見て」と声を掛けているので、だんだんわかるようになってきています。


 誰かに言われて行動するよりも、自分で考えて行動した方が気持ちがいいですね。今行っている次のことをイメージして行動することが習慣づくと、心やモノの準備ができて、ゆとりを持って行動できます。まだ小さくて時計が読めないと思っても、生活の中で時間を意識する言葉をかけるようにすると、時間や時の流れに興味を持つようになるので、ご家庭でも声をかけて下さいね。


 それにしても、時間が足りません。毎日必死で仕事をしているつもりなのですが、いつも時間に追われています。保育室で子ども達の姿を見ると、時間がゆったり流れていて、子ども(でいられる)時間を楽しんでくれているのが嬉しいです。


 来週月曜日は、現地監査です。時間に追われる日が続きそうですが、それが終わればクリスマス、お正月と楽しい時間が待っています。がんばります。


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