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検証

コロナウイルス感染症第4波の勢いが止まりません。どうしていいかわからない、もうこれ以上の我慢はできない、なるようになる・・・いろいろな思いが渦巻きます。


今年度福岡市保育協会の研修部員になり、他園の園長先生方とお話しする機会が増えて、力づけられたり、ドキドキさせられたりします。話題はやっぱりコロナウイルス対策です。緊急事態宣言が出たので(それ以前からのところも)、園外で子ども達の受け入れや受け渡しをしているそうです。りんごの花保育園のように小さい園ではないので、たくさんの子ども達の対応がとても大変だと話されていました。


 お迎えの時は、園内放送で名前を呼び、身支度をして、担任の先生が玄関まで連れて行って、保護者の方にお帰ししているそうですが、現場の先生たちがとても大変だと話していらっしゃいました。感染症対策に追われる上に、見えない労務が増えています。


 変異株の感染力が強いのは、感染者の増加で明らかですが、本当に子どもは感染しやすいのでしょうか?データを見ると、若年化はしていますが、子どもの感染率は増えていないように見えます。乳幼児の感染源は、ほとんど家庭内で、保育園や幼稚園の子ども達の間で広がっているわけではないようです。子どもが罹りやすいとか、子どもが罹っても重篤化するなど言われたら、本当に怖くてたまらなくなります。


 テレビの報道番組はあまり信用できません。人の不安をあおるような取り上げ方をするのがとても気になります。確かにとても怖い感染症ですが、正確な情報を伝えてほしいと思います。


 手洗い後のジェットタオルは、コロナウイルス感染が広がるからとほとんど封鎖されていますが、実験ではそんなことは証明されなかったそうです。コロナウイルス感染症が本当に終わった時、様々な検証がされるのでしょうね。


 ズルをしてワクチンを先に接種してもらうとか、感染者を差別するとか、コロナウイルス感染症で人間の弱い部分や嫌な部分が浮き彫りになっています。誰もが不安な時にこそ、いつもと変わらず希望や志を持って毎日を過ごしたいですね。

 

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