子育て
- 智子 大瀧
- 5 hours ago
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人が人を育てるのは、とてもとても大変なことですね。子どもはかわいいばかりではなく、成長・発達は大人にとって都合のいいことばかりではないので、子どもが思ってもいなかったことを言ったり、行動したりすると、過剰に反応してしまうことがあります。
仕事を言い訳にしてはいけないと思いますが、時間や心にゆとりがないと、子どもの言動に腹が立ったり、イライラしてつい大きな声で叱ったり(どなったり)してしまうこともあります。私もそうでした。子どもの寝顔を見て「ごめんね」と謝ったり、大したことないことで感情を爆発してしまった自分が悲しくて自己嫌悪に陥ってしまった夜は数え切れません。
先日、いつものように、M先生から聞いたラジオ番組で大学病院の先生が「児童虐待をするのは、しつけをしていると言う反省がない親で、子どもを叱って反省しているのなら、大丈夫」とおっしゃっていました。でも、子どもの気持ちを考えるとどうでしょう?
昔、娘に「ママは私のことは怒るのに、どうして〇〇ちゃん(近所の友達)のことは怒らないの?」と訊かれたことがあります。「それはね、〇〇(娘の名前)がいい子になってほしいからだよ」と答えたものの、それも今考えると、娘は納得できなかったんじゃないかと思います。
小さい頃の育てられ方や親子関係がその後の人生に大きな影響を与えることはよく知られるようになりました。反省しながら、でも子どものことが大事で大好きで、正しい道を進んでくれることを願いながら今ここを一生懸命に生きていれば、きっと大丈夫です。
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