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おひるね

 りんごの花保育園では、3歳児までお昼寝の時間を作っています。4・5歳児もお昼寝をする園もあるようですが、体力がある4・5歳児がお昼寝をすると、夜寝るのが遅くなってしまうので、夜早く寝て、朝早く起きるリズムをつくるために、お昼寝はしていません。


 現在、3歳児のお昼寝に苦戦しています。2階の保育室は、部屋の区切りがあるものの、一つの大きな部屋になっていて、隣で4・5歳児が起きて遊んでいるので、お昼寝しようとする気持ちを妨げているのでしょう。それでも、昨年の子どもたちは、良く寝ていました。でも、今年の子どもたちは、なかなか寝ついてくれません。


 苦肉の策で、友達がいると眠れないAくんには、事務室の私のそばで寝てもらうことにしました。初日は1時間ほどゴロゴロしながら眠りにつきました。事務室の環境が落ち着かなかったのかもしれないと思っていたのですが、翌日もAくんが事務室で寝たいというので、私のそばで眠りました。2日目は30分ほどで眠りにつきました。


 何日かそんな日が続き、友達と離れた方が寝やすいのかなと思ったのですが、昨日は自分の部屋がいいというので、2階の保育室で眠りました。だんだん新しい環境に慣れて、生活のリズムが定着するといいなと思います。


 そんなに寝たくないなら3歳児もお昼寝しなくてもいいかも?と思ったりもするのですが、保護者の方から、夕方機嫌が悪くなる、夜ご飯を食べれない、お風呂に入る前に眠ってしまうなどのお話を聞くので、やはりまだ1日長時間活動する体力がない3歳児にはお昼寝が必要だと思います。


 保育園の子どもたちは、朝早く起きています。一日中、集団生活をしています。おうちでは、疲れたらゴロゴロしたり、テレビを見るなどして体を休めることができるでしょうが、保育園では常に周りに友達がいるので、静かにゆったりすることはなかなかできません。やはり3歳児にはおひるねは必要です。


 0・1・2歳児の頃は、午前中身体を思い切り動かして、ごはんを食べたら、自然に眠くなって自分でお布団に行って眠ることができていたのですが、自信満々の3歳児は、「眠たくない!」と自己主張も強く、なかなか手強いです。まだまだ3歳児担任の悩みは続きそうですが、それでも少しずつ子どもたちは周りを見れるようになっていきます。その日を楽しみに待ちましょう。



 

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