保育理念
- 智子 大瀧

- 3 days ago
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りんごの花保育園を開園して8年目。あっという間の8年間でした。私が保育園に勤めて39年になります。この間、女性の社会進出が進み、保育園の存在価値は大きく変わりました。保育園がなければ社会は成り立たないでしょう。
家庭と保育園で育つ子ども達の心身の成長にはどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの良さがあり、違いはあっても、保育園で育つ子ども達の成長に影を落とすものであってはならないと思っています。
以前勤めていた法人の保育園で主任保育士になった25年ほど前、保育に悩み、全国保育士会が主催する主任保育士専門講座を受講しました。3泊4日の研修を受け、大学教授の指導の下、1年間保育について学び、修了論文を書きました。
ブログに書いたこともありますが、その時のテーマは、「乳幼児期に育てたい力」で、様々な文献を読み、私が辿り着いた結論は、「自己肯定感を育てること」でした。現在、「自己肯定感」という言葉はよく聞きますが、当時はあまり耳にすることはありませんでした。
あれから20年以上経ちますが、「乳幼児期に育てるべき力は自己肯定感である」という思いは変わらず、りんごの花保育園の「子どもの主体性を尊重し、自分で考えて行動する子どもを育てる」という保育目標に繋がっています。
りんごの花保育園の先生たちが、子ども達に向き合い、迷ったり、悩んだりした時は、いつもこの保育目標に照らし合わせて判断してくれていると思います。日々、りんごの花保育園で成長していく子ども達が生き生きと過ごしている姿を見ると、私が大事にしてきたことは大丈夫だと思えます。
全国の様々な保育園・幼稚園等がそれぞれの保育目標を掲げ、子どもたちに未来を生きていく力を育てたいと奮闘していると思います。りんごの花保育園は、全職員の共通理解の下、一人一人の子ども達が自分は大丈夫と思える力を育てています。どうぞ、安心して預けてくださいね。






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