視力低下
- 智子 大瀧

- 3 days ago
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「保育園を考える親の会」顧問の普光院亜希さんの保育園選びについてのコラムを目にしました。
幼児期の視力低下が問題になっていて、近視は6 歳をすぎた年長児で急増しているという調査結果が出たそうです。
保育園の年長児253 名を対象とした検査では、近視の頻度(検出率)が年度の初めから年度の終わりにかけて、2.4%から10.7%に急増していて、園庭がある保育園より、園庭がない保育園の方が2.0倍多かったそうです。
園庭がないと、室内で遊ぶ時間が長く、目を使う遊びが中心になり、視力に影響があるのかもしれません。園庭がなくても、頻繁に散歩に出かけるなど、工夫次第でカバーできるでしょうし、園庭があっても活用しなければ意味がありません。
この調査研究では、近視は発症年齢が低いほど強度近視となるおそれがあり、強度近視の6%は失明に至るというデータを紹介し、これらの調査結果から将来的な視力障害の増加に警鐘を鳴らしています。視力低下を防ぐ最も実施しやすい対策として、保育園等での屋外活動を毎日2時間確保することが挙げられています。
未成熟な年齢で、スマートフォンなどの小さい画面や強い光を長時間見続けると、どんな悪影響があるのか想像に難くありません。でも、スマートフォンなどを見ていれば子どもがおとなしくしてくれるので、使ってしまうのも理解できます。
それでも、習慣化してしまえば、悪影響が積み重なってしまいます。日々お忙しいとは思いますが、ご家庭では後ろめたさを感じつつ、できるだけ使わないようにしようという意識を持ってほしいと思います。この調査結果にあるように、保育園では毎日2時間以上の屋外活動で心と体を動かして遊ぶことを続けていきたいと思います。






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