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お昼寝は必要?

 体調不良の先生がいてお休みしているので、昨日、今日とはな組(2歳児)保育室に入って、子ども達の給食やお昼寝、遊びに関わっています。もうすぐ進級の時期なので、子ども達の成長を感じ、タイムスケジュールや保育者の関わり方なども見直さなくてはと思いました。


 昨日は、12時過ぎに食事が終わってお昼寝に入る子もいたので、少し早すぎると思いました。なかなか寝つけない子がいて、活動量が足りないのかもしれないとも思いました。それで、今日は20分給食の時間を繰り下げました。お腹が空いて機嫌が悪くなるかも?と思ったのですが、そんなこともなく、みんなよく遊びました。


 いつもと違う流れでしたが、戸惑うのは大人の方で、子ども達はいつも通りに行動していました。食事をよく食べ、何度もお代わりをして、それでも昨日よりも短い時間で食べ終わりました。子どもにとって、しっかり体を動かして遊び、よく食べて、ぐっすり眠るのは基本であり、大事なことですね。


 お昼寝の時間になると、昨日より自分で眠りに入る子が増えました。やっぱり疲れたのでしょう。大人はお昼寝ができるなんて羨ましいと思いますが、子ども達にとっては嬉しい時間ではないかもしれません。大きくなって、保育園のお昼寝の時間が嫌だったという人の話をよく聞きます。


 眠りたくない子、まだ遊びたい子、なかなか眠れない子など様々です。じゃあ、子ども達はお昼寝をしなくてもいいのでしょうか?保育園に通う子ども達の保護者の方は働いていらっしゃるので、子ども達は朝早く起きて登園しているので、睡眠時間が十分とは言えません。長時間のお昼寝は夜の睡眠を妨げてしまうので注意が必要ですが、昼間子ども達が元気に活動できるよう、朝気持ちよく起きられるよう、病気をせずに元気に過ごせるように、子ども達にはお昼寝が必要だと思います。


 先日ブログに書いたように、朝起きる時間が遅いとなかなか寝つくことができません。他の子ども達のお昼寝時間を守るために、静かにコット(簡易のベッド)に横にならなくてはいけない時間が長いのは子どもにとっては嫌でしょう。夜9時までに眠りについて、朝7時には起きるという規則正しい生活が子どもの健康な生活を保ち、今後就学に向けて必要になります。ご家庭と協力をして、規則正しい生活リズムを作っていきたいと思います。

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