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主役は子ども

生活発表会が終わり、緊張感から解放された子ども達は、さらに伸び伸びとして楽しそうでした。やっぱり緊張していたんですね。今回は、オープニングがなかったので、幕が開いたとたん、おうちの方の顔が見えて、とてもドキドキしたようです。


 朝、恥ずかしがり屋の5歳児のYちゃんが事務室に入ってきて、一人で体操の放送をしてくれました。今までだったら、友達と一緒じゃないとできないと言っていたのに、今日は事務所に入って来た時から堂々としていて、今までとは違いました。自分がやりたいことに挑戦して、乗り越えた時、子どもは強くなるんですね。


 大きな行事を乗り越えて成長したのは、0歳児・1歳児も同じです。「なんだか変わった」「顔つきが違う」「言葉が増えた」と先生達が感じたそうですが、おうちの方も同じように感じられたそうです。保育園で友達と一緒にいつもと違う経験をしたことで、子ども達の中に質的な変化が生まれたのでしょう。環境や経験が子どもに与える影響の大きさを再認識しました。


 コロナウイルス感染拡大防止のため、クラスごとに入れ替えをしたので、全ての保護者の方に、自分で考えて発表をした5歳児の姿を見てもらえなかったのは残念ですが、一人一人の子ども達を大事にして、一人一人の子ども達の良いところ、得意なことを引き出すと、こんなにも子ども達が成長するということを目の当たりにして、来年度の生活発表会へのイメージが膨らんできました。


 主役は子どもです。子どもが自分で考えて、自分の世界を広げていく姿を、これからもしっかり支えていきたいと思います。


 

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