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保育園で育つ意味

 9ヶ月の赤ちゃん、お父さん、お母さんが見学に来てくれました。今週は別日に8か月の赤ちゃんも見学に来てくれることになっています。0歳児があと一人入所してくれると定員を満たすことができます。例年より早そうなので、ホッとしています。


 今年度は月齢が小さい赤ちゃんが多いので、より注意して保育をしなくてはいけませんが、りんごの花保育園は、経験が長い先生が多いので、安心して任せてもらえると思います。4月に入園した赤ちゃんも、それ以降に入園した赤ちゃんも、毎日とても安心してくつろいで過ごしています。寝る時にぐずって泣く声が聞こえてきますが、それも短い時間になりました。


 ご家庭でお父さん、お母さんと一緒に過ごすのはもちろんいいのですが、家事もしなくてはいけないので、じっくりと赤ちゃんと遊ぶのは難しいと思います。保育園では、先生たちがしっかりと遊んでくれるので、とても楽しそうです。わらべ歌や手遊び歌、絵本に月齢に合わせた手作り玩具など、やっぱり子育てのプロならではの磨き抜かれた技があって、赤ちゃんたちは楽しそうです。


 給食は担当の先生と一緒に1対1でゆっくり食べるので安心です。ひとり一人に合わせた形状や味付けの離乳食が食べられるのも保育園のいいところです。月齢が近い友達に刺激されて、動きが活発になったり、真似をするので、「入園してできることが増えました」と保護者の方に言われることも多いです。時々遊んでくれるお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、赤ちゃんたちにとって興味深く、さらに園生活を豊かなものにしてくれます。


 核家族が増え、限られた人のなかで育つと、人への警戒心が強くなったり、新しいものへの探求心が育ちにくくなります。長い目で見ると大したことではないかもしれませんが、日々成長している赤ちゃんにとって、良い刺激や新しい経験ができることには意味があると思います。保育園で育つのは決してマイナスなことではなく、いいことがたくさんあります。いいことが増えるよう環境をつくるのは私たちの大事な役割です。


 

 
 
 

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