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保育現場の働き方改革

 昨日ブログに書いたように、保育園のマネジメントにはもっと力を入れなくてはと思っています。世の中では、コロナウイルス感染症の影響もあるのでしょうか、働き方改革が進んでいるのに、保育現場はあまり変わっていません。保育は、子どもの側を離れずに、怪我をしないよう注意深く見守ったり、新しい経験ができるよう保育活動を計画して準備をしたり、子どもと一緒に体を使って遊んだり、心も身体も頭も使うハードな仕事です。


 他の職種と比べて保育士の給与が安いので、処遇改善の声が上がっていますが、それだけではなく、働き方を変えないと、保育士を志す人や継続して働いてくれる人がいなくなってしまいます。


 日本社会では、週休2日制が浸透してきて、一部上場企業の中には、週休3日制を打ち出す会社も出てきているそうです。でも、保育園は日祭日と年末年始以外は空いているので、そんなに休むことができません。


 4日働いて、3日休めたら、仕事や時間に追われることもなく、きっともっと人生を楽しめるでしょうね。自分の時間が増えて、人生が豊かになりそうな気がします。


 私もこれまで、8時半(最近は9時)に出勤して20時に退勤する生活を20年間続けてきました。職場までの通勤時間を考えると、1日の半分以上を仕事に費やしたことになります。その結果、仕事以外の楽しみをみつけられなくなっています。


 福岡市でりんごの花保育園を開園してからは、8週14休で働けるようになったので、少し自分の時間が持てるようになりました。それでも2カ月のうち、2週間は週6日働かなくてはいけません。


 保育現場の課題は、働き方改革です。週休2日制で働くことができ、残業や持ち帰りの仕事をなくすことです。心と体が疲れていては、エネルギーいっぱいの子ども達と向き合うことはできません。そう思いながらも、なかなか改善できずにいます。国や市町村の支援が必要です。

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