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地球沸騰化


 暑い日が続きますね。これは日本だけでなく世界の問題です。国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化ではなく、地球沸騰化だ」と警鐘を鳴らしたことがニュースになりましたが、改善に向けた一手を出すことはできないようです。


 沸騰化している地球で人類が生き延びることはできません。今の社会状態を続けていくと、沸騰化は避けられないとわかっているのに、何もできないなんて・・・。


 世界中の国が自国を守るために使っている莫大な防衛費や戦争に費やしている資産を地球を守ることに使ってくれれば変えられるかもしれないのに、人はなぜ自分のことしか考えられないのでしょうか?現在生きている人たちにとっては、100年後の未来なんて他人事なのかもしれません。


 私が小学生の頃、30°cを超える日なんてありませんでした。朝は、ひんやりした空気の中、ラジオ体操に行っていたことを思い出します。今は、アスファルトの路面は昼間の熱を蓄熱して、それを夜間に放出しきれないので、最低気温が年々上昇する悪循環が起こっているそうです。


 昨日、部活に参加した後、女子中学生が通学路で熱中症で亡くなったニュースを聞いてショックを受けました。一番体力がある年頃なのに、熱中症は本当に怖いです。命を守るために、今までの考え方を変えなくてはと思いました。ニュースでも「不要不急の外出は避けるように」と注意喚起しているので、災害と同じ対応が求められます。


 高齢者の介護施設に勤務されているお母さんが「高齢者の方は冷房を嫌がられたり、トイレに行きたくないから水分を取らないと言われたりするので、対応が大変です」と言われていました。小さい子どもたちは、喉が渇いていても自分から訴えることはあまりないので、大人の十分な配慮が必要です。


 暑さのため、りんごの花保育園の子ども達の外遊びの時間が減りました。朝、外で遊んでいる時は、りんご組(3・4・5歳児)の子どもたち同士で、「お茶の時間だよ~!」「たくさんお茶飲もうね~!」と声を掛け合う姿が見られるようになりました。こまめにお茶を飲む習慣が身についてきたようです。


 まだまだ暑さは続きます。電気代が気になりますが、一番大事なのは元気に夏を乗り越えることですね。


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