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子育ての新(?)情報



 保護者支援・子育て支援の分野の研修で、児童虐待やアタッチメント、トラウマの理解など、心や身体に傷を受けた子ども達や保護者をどう支援していくのかを学びました。

 

 児童虐待は年々増加し、その中で失われていく命が後を絶ちません。先日も7カ月の赤ちゃんが肝臓破裂で亡くなりました。どうすれば救うことができたのでしょう?

その赤ちゃんが、日々どんな生活を送っていたのか想像すると心が痛いです。


 児童相談所の担当者が、対応に問題がなかったと話していましたが、だとしたら、今後も失われていく命があるということになるのではないでしょうか?


 講師の先生が、本当に深刻な家庭は、相談をしない、待っているだけでは虐待は防げない。もう、施設が迎えに行って、送り届ける高齢者施策のデイサービスのシステムを取り入れなくてはいけないのでは?と話されていました。


 慶應大学医学部専任講師の渡辺久子先生が産経新聞に書かれたコラムをぜひ保護者 の方に紹介してほしいと話されました。この情報を知っているだけで子育てで自信を失うことが少なくなるかもしれません。


 生後20ヶ月までに、どの乳幼児にも「退行期」(赤ちゃん返り)と呼ばれる母親泣かせのぐずり期が10回ある。飛躍的発達の前兆で、避けることはできない。


 生後1歳ごろまでの退行期は、なんとか子供の気を紛らわせてしのげるが、1歳から1歳半にかけてはごまかしがきかなくなる。激しい癇癪を起こして母子は衝突し、育児ノイローゼや虐待につながりやすい。


 多くの母親はこの「退行期」に、「こんなはずではなかった」と自信をなくし、育児が楽しいどころか、赤ちゃんをかわいいと思えず苦しむ。このような育児の混乱が、全国約13、5%といわれる母親の産後うつ病の背景にある。

 

 「キレ」やすさや、「赤ちゃん返り」には発達上意味がある。うまく育ってないと勘違いしてはならない・・・と結ばれています。


 この情報を知ることで、ずいぶん心の重荷が軽減されるのではないでしょうか。大丈夫。子どもは順調に育っています。




 わ、か

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