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安心できる場所

  『みーちゃんのおはなしかい』の日でした。穏やかなT先生といつも笑顔いっぱいのK先生は、子どもたちにとって楽しいお話を聞かせてくれる大事な存在になっているようです。先生方の姿を見た瞬間、「今日はお話会だね!」「なんのお話を聞かせてくれるの?」と大歓迎です。T先生は、お話会のレジェンドなので、私たちも心に届く話し方をしっかり学ばせていただきたいと思っています。


 未満児(0・1・2歳児)は、食べ物や乗り物の絵本が始まると、手を伸ばし、自分のものにしようと必死でした。取り合いになってしまうので、その都度、「みんなが見えないからね~」「座って見ようね~」と一人ずつ元の場所に戻すのが大変です。でも、それだけ絵本が大好きということなので、そのうち座って見られるようになる日を楽しみに待ちたいと思います。


 以上児(3・4・5歳児)は、本当に集中してお話を聞いていたそうです。「長いお話なのでどうかな?と思ったんですが、よく聞いてくれました」とお話会の先生方が口をそろえて褒めてくださいました。 時々りんごの花保育園に来てくれるK・R先生と話していたので、よく聞いている子どもたちの姿が見れなくて少し残念でした。


 K・R先生は、小学校の先生を退職後、現在は自宅で不登校のお子さんの教室や学童保育室を開設されています。時々りんごの花保育園で、子どもたちにリトミックをしてくれたり、おもしろい遊びを教えてくれます。「ここの子どもたちは、みんなかわいいですね。安心して過ごしていて、のびのびと子どもらしいので、一緒にいたらパワーをもらいます」


 お話会の先生方も同じようなことを仰っていました。強制されたり、指示されたり、否定されることもなく、自分らしく過ごせることが、子どもたちの「自分は大丈夫」と思う気持ちにつながっているのだと思います。


 「時々しか来ない私を先生たちが受け入れてくれて、『自分のクラスの子』と抱え込むことがないのもいいです。」ともK・R先生は話されていました。誰にとっても安心できる場所になりたいと思っていたので、そんな言葉を言ってもらえるとホッとします。日々のかかわりは子どもたちの姿に表れるのですね。先生たちの丁寧で優しいかかわりに感謝です。


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