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横断歩道は誰のため?

 今朝、はな組(1・2歳児)の保育室で遊んでいた3歳児のNちゃんが、「園長先生、Nちゃんね~、パパとママとKくん(弟)とじーじとばあば、家族が5人いるんだよ。Nちゃん、家族が5人もいてしあわせ・・・」とニコニコしながら話してくれました。3歳児のNちゃんの表現力のすばらしさに驚くとともに、幸せと感じられる家庭の中で安心して育っていることを嬉しく思いました。子どもにとってこれ以上の幸せはないですね。


 今日は、赤ちゃんクラス以外はみんな近くの公園に散歩に行ってたくさん遊んできました。赤く色づいたもみじやどんぐりをたくさん拾って持ち帰り、嬉しそうに見せてくれました。保育園でも、みんなと遊んだり、食事をしたり、一緒にいる幸せを感じてくれているといいなと思います。


 園の前に横断歩道ができたので、散歩のときは意識してそこを通っているようです。朝、私も通るのですが、車がちゃんと止まってくれます。出勤してきたT先生が、「すごいですね!横断歩道にいたら車は止まってくれるんですね!」と感激したように話してくれました。横断歩道のパワーは強力です。


 他の園で働いていらっしゃる5歳児のMちゃんのお母さんが、「(働いている)保育園で交通安全教室があるんですけど、子どもたちは意外にも横断歩道を渡るのが上手じゃないですね」と話されていましたが、本当にその通りです。園外保育で横断歩道を渡る時、止まってくれた車に気を使って、「早く、早く」と、いつも子ども達を急かしてしまいます。子どもたちが自分で判断して渡っていないので、なかなか身につかないようです。私たち大人の意識がよくないのでしょうね。


 子どもたちが自分で判断して横断歩道を渡れるようになるには時間と練習が必要です。大人が急かすことなく、子どもたちが自分で判断して渡れるよう見守らなくてはいけませんね。5歳児は小学校入学までに、自分で考えて判断して渡れるようになってほしいと思います。ぜひ、園の前の横断歩道で練習してくださいね。

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