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魚捌き教室

 プロの料理人の方に来てもらい、『魚捌き教室』を開きました。NHKテレビと、読売新聞の取材の方も来られて、とても賑やかで、楽しい貴重な時間を過ごすことができました。


 プロの料理人の福田さんは、中村大学前で料理店を経営されています。そのお店をK・R先生が食事で訪れ、意気投合して、K・R先生の私塾で『魚捌き教室』が開かれ、そのご縁で、りんごの花保育園でも『魚捌き教室』を開くことができました。


 まずは、プロの料理人の方の道具にびっくり!いろいろなサイズの包丁を見た子ども達から、「すごい」「痛そう」「怖い」と言う声が上がっていました。タイとサワラ、そして6キロの大きなブリがまな板の上に上がると、子どもたちの目は釘づけになりました。


 鮮やかな手つきで、次々に魚が下ろされていくのを見て、「おいしそう」「食べたい」と言う子もいれば、「かわいそう」と言う子もいました。みんなが一緒だったから、見れたのかもしれません。目を隠したり、「怖い」と言う声も上がりました。


 開いた魚の色も、骨も、子どもたちの想像が及ばない姿だったようです。主任のA先生の「みんながいつも食べている魚はこうして料理されているんだよ。魚の命をいただいて、みんなは大きく元気な体になっているんだよ。だから、『いただきます』とご挨拶をして残さず食べようね」という言葉を真剣に聞いていました。


 その後の質問コーナーでも、たくさんの手が上がり、「どんな魚が好きですか?」「サメの中で一番強いサメはなんですか?」「包丁はどんなふうに使うんですか?」など、料理人の福田さんに質問して答えてもらいました。


 「百聞は一見に如かず」です。魚を開いた瞬間の子どもたちの驚いた顔、においを嗅いだ時の表情、捌いている時の音・・・五感をフルに使って魚を知ることができました。


 カメラマン、音声担当の方、インタビューのお姉さん、ディレクターの方、プロの料理人、新聞社の取材の方・・・初めて見る方たちがたくさんでしたが、物おじせず、いつも通りに感じたまま、素直なおもしろい反応を見せてくれました。今日の経験が、またいつか別の経験と結びつき、子どもたちの心に刻まれていくと思います。福田さん、良い経験をさせていただいて、本当にありがとうございました。


 テレビ放映を見て、改めてりんごの花保育園の子ども達はかわいいなと思いました。5歳児の子ども達とも、最後にいい思い出ができて良かったです。撮影を許可してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

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