バス遠足
貸し切りバスに乗って『海の中道マリンワールド』に行きました。暑くもなく、寒くもないちょうどいい気候で、子ども達のワクワクドキドキが止まらない遠足になりました。 都市高速で行ったので、あっという間に着きました。集合写真を撮って、長い階段を上がって入り口につく頃には、子ども達の水族館への思いがさらに熱くなり、その思いのままイルカショーを見に行きました。平日にもかかわらず、イルカショーの観覧席は満員で、立見席までいっぱいでした。オットセイのかわいい芸を見て、イルカの迫力あるジャンプを見て・・・。 ショーを見ていると、あちらこちらから「お腹が空いた」「お弁当まだ?」という声が聞こえてきたので、予定を変更して、芝生広場に向かい、シートを広げてお弁当タイムにしました。そこにも、幼稚園や保育園の子どもたちがたくさんいました。子ども達のお弁当を狙ってトンビが旋回していたのがちょっと怖かったです。以前、お弁当を取られた子がいて、怖い思いをしたことを思い出しました。 おうちの方が作ってくれたかわいいお弁当を広げて、子どもたち同士のおしゃべりが弾みました。あっと
Oct 21
サポート保育
今朝の保育室で、子どもの行動はずっと見ていないとわからないことが多いと考えさせられました。 4歳児のQくんと5歳児のJくんは、朝から保育室内で半分じゃれあいながら折り紙を折っていました。Jくんはあっという間に折り紙を折れるのですが、Qくんは角と角を合わせるのに時間がかかります。それでも一生懸命Qくんは折り紙を折っていました。うまくいかないイライラを抱えながら折っていたところで、追いかけっこが始まりました。 JくんがQくんを追いかける形です。保育室内は走ってほしくないなと思っていたところで、Qくんが2歳児のWちゃんにぶつかり、Wちゃんは大泣きしてしまいました。Wちゃんを抱きあげながら、「お部屋の中では走ってほしくないな。小さい子にぶつかったら危ないでしょ」と言うと、ふたりとも黙ったまま下を向いていました。 それから少し時間が経った頃、出勤してきたりんご組(3・4・5歳児)の先生がふたりに「お外で遊ばない?」と声を掛けました。Jくんはさっと立ち上がり、Qくんは怒った口調で「いやだ!」と言いました。 このままだったら、Qくんの怒りがますます大き
Oct 20
心の育ち
昨日夕方、りんご組(3・4・5歳児)のY先生から、嬉しいエピソードを聞いたのでご紹介します。 園庭で2歳児のKくんとIちゃんがそれぞれ遊んでいました。Iちゃんは泥団子づくり、Kくんは三輪車に乗っていたそうです。 Kくんが乗っていた三輪車がよろけて、Iちゃんにぶつかり、IちゃんとIちゃんが作っていた泥団子がKくんの三輪車の下敷きになってしまいました。大泣きのIちゃんを見て、お兄ちゃんの4歳児Yくんが急いで駆け寄って服についた泥を払ってくれました。 それに気づいたKくんのお姉ちゃんの4歳児のMちゃんが、Kくんのところに行き、「Iちゃんが泣いているよ。『ごめんなさい』を言いに行こう」と手を引っ張ってIちゃんのところに行き、一緒にあやまってくれたそうです。そばで見ていたYくんは、KくんがIちゃんに「ごめんなさい」と言うのを聞いて、「ありがとう」と一言・・・。心が温かくなるエピソードです。 4人のやりとりの間、Y先生は何も言わず、ずっと見守っていたそうです。大人が入らなくても、子ども同士で解決できたこと、4歳児のMちゃんとKくんの心が育っていることが
Oct 19
保育所等訪問支援
児童発達支援事業所の家族プログラムの日で、『保育所等訪問支援』をテーマにお話をしました。保育所等訪問支援担当のK先生が、エピソードを交えながらわかりやすく説明してくれたので、保護者の方々は興味を持って楽しく聞いてくださいました。 保育所等訪問支援の制度自体、まだまだ周知されていません。保育所や幼稚園に「訪問支援を受けたいけど・・・」と言っても、「それはなんですか?」「聞いたことがありません」と返事が返ってくるのが現状です。でも、支援を受けるお子さんだけでなく、担任の先生にとっても効果が高い制度だと思います。 保育所等訪問支援には、直接支援と間接支援があります。お子さんのことをよく理解している支援員が保育所や幼稚園でお子さんに声を掛けたり、行動できるよう促す等は直接支援で、担任の先生にお子さんの特性や、今の問題行動が起きている理由などを伝えたり、過ごしやすくするための環境調整について話したりする等は間接支援になります。 椅子に座れなかったり、保育室を飛び出したりなどの困った行動には必ず理由があります。支援員が声の掛け方やタイミング、落ち着ける
Oct 18
製作の秋
10月中旬というのに暑い日差しが照りつけ、半袖でも暑いくらいです。空が高くなって、秋らしい雲も出ているのに、気温と湿度が高くて疲れますね。季節の変わり目で、体調を崩しやすい時なので、子ども達の体調管理に気をつけたいと思います。 それでもりんご組(3・4・5歳児)は、屋外園庭での活動が始まりました。屋外園庭は風が吹き抜けて気持ちがいい場所です。これまで冷房の効いた保育室での活動がほとんどだったので、室内遊びと屋外遊びを組み合わせながら楽しく過ごしてほしいと思います。 子どもたちの集中力が増してきて、細かい製作に取り組むようになりました。紙やテープ、空き箱に折り紙、レースやリボンなどで髪飾りやペンダントを作って変身している子どもたちもいます。自分たちで考えるので、より本物に近づくよう工夫していて、なかなかクオリティが高いです。道具の使い方も上手になりました。楽しく取り組むと、自然に力がついていくのがいいですね。 今月末はハロウィンです。園行事にしているわけではないのですが、アンテナを張っている子どもたちは、今年もハロウィンを楽しむでしょう。おし
Oct 17
