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「こどもまんなか」社会の実現に向けて

先週金曜日、福岡市の園長会があり、岸田首相が打ち出した『異次元の少子化対策』の内容について話がありました。2030年代に入ると、日本の若年人口は現在の倍速で急減し、少子化に歯止めが利かない状況になるそうです。これからの6~7年が少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスで、今後3年間で少子化対策を強化して少子化に歯止めをかけなくてはという国の強い姿勢が感じられました。


 1994年に最初の少子化対策であるエンゼルプランが始まったものの、30年近く効果は見られず、少子化に歯止めが利かないまま現在に至っています。少子化のための対策が不十分で、実際に子育てをしている人たちのニーズをしっかり受け止めていなかったことが大きな原因だと思います。


 その中で子育てをしていた当事者として、子育ては母親がするのが当然で、就労しながら子育てをしている母親にはとても冷たかったように感じました。やっと、国が『未来への投資』として、社会全体で子育てに責任を持たなくては日本の国の未来がないことを痛感してくれたと思うと、感慨深いです。


 4月にこども家庭庁が新設されたことで、子どもや子育てを支える視点が変わっていくのではないかと期待しています。6月の骨太の方針で、今後3年間の「子ども・子育て支援加速化プラン」が議論されることになっているそうです。


 主な内容は、①児童手当の拡充、高校卒業まで延長、所得制限撤廃②75年ぶりとなる保育士の配置基準の改善③共働き・共育ての推進(固定的な性別役割分担意識からの脱却)就労要件をなくし、こども誰でも通園制度(仮称)を創設④伴走型相談支援の制度化、出産費用の保険適用を含めた在り方の検討、学校給食費の無償化に向けた課題の整理、授業料後払い制度(仮称)の創設⑤地域・社会全体で「こどもまんなか」を実現、こども家庭庁の下で「国民運動」をスタート


・・・と、確かに異次元の取り組みが始まりそうで、ワクワクします。でも、その財源をどうするのかが一番大きな問題です。「こどもまんなが社会」が実現し、誰もが安心して子どもを産み育て、子どもがどこで生まれたとしても、その権利が保障され、その子らしく生きていくことができる社会が実現しますように。

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