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ネットやゲームの世界

 昨日のブログに書いたように、オンライン研修の便利さに気づき、最近よく利用するようになりました。医師会からは、コロナウイルス感染症についての研修動画が配信されて、それも勉強になります。データ等の掲示が多いのに、録画できないので、期間限定の中で必死に見ています。


 最近配信された研修で興味深かったのは、「子どもたちはネットやゲームの世界で何をしているんだろう?」をテーマに、大湫病院の児童精神科医である関正樹先生がお話しされている研修です。


 小中高校生の大半がSNSやネットを利用している現在、何を見ているのでしょうか?自分の子どもが未成年であればとても気になると思います。何をしているのかわからないけど、いつも(四六時中)携帯やパソコンを見ていると心配ですね。犯罪に巻き込まれることもあるので、大人の手が届かないところで、見知らぬ人と出会っているのではないかと思うと気が気ではないでしょう。


 講師の関先生自身がネットの世界に傾倒してある(自己紹介)そうです。研修の中で、子どもたちが夢中になっているネットやゲームについてわかりやすく解説されています。ゲームなんて!と頭から否定すると、子どもと対立するだけですね。まずはゲームを正しく知ることが大事なのかもしれません。


 ほとんどの小中高校生が利用しているSNSでの「死にたい」「助けて」というワードは、見知らぬ怖い大人に出会う可能性が高いそうです。子どもが「死にたい」「助けて」というワードを書き込まなくてもいいように、相談したり、話し合える親子関係を作ることが大事だと言われていました。


 SNSやゲームに没頭している時間を短くするためには、子ども自身が主体となってルール作りをすることが大切だそうです。宿題が終わったら、ゲームをするというよりも、子どもがより取り組みいやすいように、ゲームをして宿題をするというスケジュールでもいいのではないかとも話されていました。


 これからますますネットやゲームとの付き合い方が難しくなっていきますね。ネットやゲームをできないように取り上げるという方法は、ほとんどの場合失敗するそうです。それよりも、親子で話し合い、子ども主体のルールを作っていく方がよさそうです。


 毎月発行している園だより「りんごの花だより」2月号に、子どもたちの携帯について書いたのですが、コロナ禍で、携帯でゲームをしたり、YouTubeを見たりしている子どもたちが増えています。子どもたちに携帯を渡したままにせず、大人が管理することが大事ですね。もちろん、携帯デビューは遅ければ遅い方がよく、幼児期には携帯を見せてほしくないというのは私の願いです。

 
 
 

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