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不穏

昨日は、今年度最初の授業でした。やっと授業が始まったのですが、広い部屋にマスクを付けた学生が間隔を空けて決められた席に座っていました。最後列の学生とは随分距離があります。発言も私語もなく、消毒液が並ぶ教室・・・いつもと違う光景に戸惑いました。

 マスクをしているので、発言を求めても声が聞こえず、一方的に話す授業になってしまいました。今の教育のキーワード、「主体的、対話的で深い学び」はいつできるようになるのでしょう。果たしてそんな日は来るのでしょうか。

 学生の学びの質の低下は、保育園、幼稚園の保育の質の低下に繋がりかねません。6月に予定されていた施設実習も中止になったそうです。

 今日、福岡市から保育園の実習受け入れについて、感染防止の対策を十分取った上で、実習をさせてほしいという通知が来ました。通常の学習も大切ですが、実習は学生の進路を考える大切な機会です。実習を断られたと言う話も聞きますが、ぜひ受け入れてほしいと思います。

 最近は、毎日保育士斡旋のファックスが届き、派遣会社から頻繁に電話がかかって来ます。あまりにも数が多いので、今保育園で何が起きているのか不安になります。

 保育士のストライキのニュースにも驚かされました。今まで通り保育園には委託費が支払われているのに、子どもが少なくて出勤しなかった分の休業補償が支払われないことで、保育士がストライキを起こしているそうです。

 みんなで力を合わせて前を向こうとしているこの時期に、保育園で起こる不祥事には本当にがっかりさせられます。子どもが育つ場で、大人同志が対立する姿は絶対に見せたくないです。

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