体幹
- 智子 大瀧

- Sep 16
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お子さんの姿勢が気になることがありますか?背中をつけて椅子に座れなかったり、足を広げたり、肘をついたりすると気になりますね。壁にもたれかかって立ったり、床に座るとすぐに寝そべっている姿を見ると、「ちゃんと座って!」と言いたくもなります。
いつもそうであるなら、脳から出る指令で体幹が弱いかもしれないので、注意されても姿勢を正すのは難しいと思います。保育園でも、身体がぐにゃぐにゃしている子や、椅子に座るとずり落ちてしまう子、体操座りをすると壁にもたれたり、寝そべってしまう子もいて、ついつい声を掛けてしまいますが、わざとしているわけではないので、声掛けには注意が必要です。
脳から出る指令で体幹が弱いとしたら、だらけているとか、怠けているわけではありません。無意識に姿勢が崩れるのに、いろんな人から注意されて悲しい気持ちになっているかもしれません。体幹を鍛える運動もありますが、訓練やトレーニングになると続かないので、楽しい遊びをしながら体幹を強くしたいですね。
反対に、努力をしなくても姿勢がいい子もいます。身体のバランスがいいのでしょう。大人から見ると、姿勢がいいのは気持ちがいいですね。いいところはたくさん褒めたり、認めると、さらに良い姿勢が身につくと思います。
私は両親によく背中が丸くなっている(猫背)と注意されましたが、この歳になっても全然直りません。不意に鏡に映った自分を見て背中を伸ばしますが、長くは続きません。注意をされて嫌な気持ちになったことが何度もあるので注意をされる子の気持ちはよくわかります。それぞれ持って生まれたものもあるので、そのために他のことまで自信をなくさせないようにしたいですね。






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