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失敗

 寒いものの、朝から風もなく穏やかで『焼き芋パーティ』にピッタリの日でした。昨日は強風でできなかったので、主任のA先生が木を切ったりして準備を始めると、みんな興味津々で見ていました。「何時になったらするの?」「どうやってするの?」「焼き芋、おいしいかな?」待ちきれない様子の子ども達です。


 キラキラデーでは、先日行った園外保育のことを思い出しながら絵を描きました。『くるまグループ』は福岡市科学館のプラネタリウムが心に残ったようで、それぞれの年齢の子ども達が天井いっぱいの星を画用紙に表現していました。


 小戸公園に行ったキンキラグループは、青い海を画用紙いっぱいに描いていました。虫グループは、自分達で撮った虫の写真を図鑑で調べたり、コメントを付けたりしていました。



 テーマに沿った目的地を選んだ園外保育は、子ども達の心に深く残ったようです。絵は子どもの心を表しますね。子ども達の絵を見て、がんばって園外保育に行って良かったと思いました。


 キラキラデーが終わって、園庭に行くと、煙が上がって焦げ臭いにおいが立ち込めていました。子ども達はハンカチを口に当てたり、マスクをしたりしながら、でも楽しそうに落ち葉が焼ける様子を見ていました。


 火は偉大ですね。人類が火を操れるようになって、生活が一変したのは明らかです。温かさだけではなく、今まで食べられなかったものがおいしく食べられるようになったのですから、人類の大発見ですね。火は不思議な魅力を持っています。見ているだけで心が落ち着いたり、心を奪われることもあります。でも、それだけに扱い方には注意が必要です。好奇心旺盛な子ども達がやけどをしないよう細心の注意を払って焼き芋づくりが進みました。


・・・と、13時半ごろ、「園長先生、大変です。焼き芋が焼けすぎて、炭芋になってしまいました!」とA先生が慌てた様子で教えてくれました。急いで出来上がった焼き芋を数えると、半分くらいが炭芋になっていました。3時のおやつに間に合わないので、急遽近くのじょうもんさん市場にさつまいもを買いに行き、給食の先生にコンベクションで焼いてもらいました。


 

なるべく早く焼けるようにと、今年は小さいサツマイモにしたのですが、それが裏目に出たようです。子ども達が散歩で拾って来てくれたカサカサに乾燥した落ち葉が45Lのビニール袋4杯分もあったので、しっかり火が通ってしまい、中の方の芋は真っ黒になっていました。


 来年は、今年の教訓を生かして、もっと短時間で確かめながら焼きたいと思います。失敗は成功の母・・・きっと来年は子ども達全員においしい焼き芋を食べさせてあげることができると思います。落ち葉で焼いた焼き芋を食べれなかった未満児クラスの子ども達、ごめんなさい。

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