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言葉

子どもたちと話すとき、気をつけていることが2つあります。1つは、否定語を使わないこと・・・「だめ!」とか「しないで!」と言わないのはもちろん、してほしいことを伝えるように気をつけています。だめ!と言えば、行動はやめてくれるかもしれませんが、なぜダメなのか自分で考えられなくなりますからね。


 「〇〇しないで」ではなく、「〇〇してほしい」と言うように心がけています。不意に否定語が出てしまうこともありますが、言ってしまった時はすごく反省しています。「〇〇しないで」と言われたことで行動がストップしても、次にどうすればいいのかわからず、次のしてほしくない別の行動になってしまうこともあるので、気をつけたいポイントです。


 小さな子どもたちに何をどう伝えるかはとても大事なことだと思っています。もう一つ気をつけているのは、「I(アイ)メッセージ」で伝えること。「私は〇〇してほしい」「〇〇されると嬉しい」「○○されるのはイヤだ」と自分を主語にして言うようにしています。


 You(ユー)メッセージよりも、I(アイ)メッセージで伝えた方が伝わりやすく、私にも気持ちがあることをなんとなくわかってくれるように思います。なんとなくというのは、「心の理論」が気になるからです。自分と同じように相手にも気持ちがあることがわかるのは、4歳以降と言われています。でも、「私は〇〇と思っている」と言うと、子ども達の心に届くような気がしています。


 大人でもそうではないでしょうか?あなたは・・・と言われると、指摘されたような気がして素直に受け入れにくいですが、わたしは・・・と言われると、「そんな気持ちなんだ」と気づかされますよね。もう一つおまけのポイントがあります。がんばっているところを見つけたら、素早く褒める!認める!ほんの少しの差で子どもの気持ちが大きく変わることがあるので、声をかけるタイミングはとても大事です。


 まだまだ工夫をしたいと思っているのですが、3つのことに気をつけて、子ども達の良い行動を引き出したいと思っています。

 
 
 

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