日本画
- 智子 大瀧

- Jun 26
- 2 min read
今日は初めての絵画教室で、指導してくれたのは日本画の先生です。子ども達はとても楽しみにしていて、でも5歳児が対象なので、3歳児・4歳児はとても羨ましそうでした。小さなお皿に岩絵の具を溶いて、刷毛を使って塗っていきます。いつも使っている絵具と違って、混ぜても混ざらないそうです。色を載せていくような方法で、乾くと自然の色が美しい作品に仕上がります。
子どもたちが余りにも意欲的だったので、絵画の先生はとても驚かれていました。次から次に色を重ね、その風合いを楽しんでいたようです。5歳児13人を対象にすると指導が行き届かないので半分ずつで・・・という先生からの要望で、今日は6人が絵を描きました。7月に次の7人がチャレンジします。
見学の方が来られていたので、実際に指導を受けているところを見られなかったのですが、出来上がった絵はひとり一人違って味わい深いものでした。刷毛の使い方や色合いでこんなに変わるものなのですね。
「岩絵の具は、砕いた石や貝殻が均一の大きさに加工されていて、一粒一粒がそれぞれ違った味わいを出してくれるので、それがわかるようになると、自然を見る目が変わると思います」と先生が仰っていました。
自然の絵の具を見るのは初めてなので、その色合いに惹き込まれました。下絵のペンギンはコピーではなく、一枚一枚先生が手書きされ、マリンワールドに行ったら、このペンギンに会えるそうです。
絵を描くのが苦手な私でも、絵を見て感じることはできます。6人の子どもたちが自分の作品を持って帰っているので、ご家族で味わって見て下さいね。絵を描いたときのことを尋ねたら、生き生きとお話してくれると思います。また新しい経験が子ども達の心を動かし、子どもたちの世界が広がったことを嬉しく思いました。






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