生き方
- 智子 大瀧

- Jun 29
- 2 min read
先週土曜日に、同じ区の前園長先生がお亡くなりになったとお知らせが届きました。ほとんど直接お話をすることはなかったのですが、今年3月までは毎回園長会に来られていました。少しお身体が不自由そうでしたが、お葬式に参列して、85歳まで園長として保育園に熱い思いを持って携われていたことを知りました。息子さんが何度退職を勧めても、受け入れられず、3月末まで園長として勤められ、3か月後にお亡くなりになったという生き方に感銘を受けました。人生のすべてを園長という仕事に懸けられたのでしょう。
あと20年間頑張れると思ったら、また新たな志が湧いて来ました。現在通信大学に通っていて、先日『支援教育専門援士』という資格を取得しました。この資格は特別支援教育について体系的な知識・技術等を習得したことを証明する資格です。学校教育法第105条に定められていて職業能力証明書になるそうです。
この年齢になって資格を取ったら何か変わるというわけでもないのですが、特別支援教育や発達障害等について学ぶことができました。私の娘も現在3人の子どもを育てながら、公認心理士を目指して通信大学に通っています。
公認心理士資格は、2017年に初めて認められた心理職の国家資格で、名称独占などが規定された社会的に信頼度が高い資格です。大学を卒業後、大学院を卒業して実務経験を積んだ上で国家試験を受けなくてはいけないというとても高いハードルがあります。
あまりにも遠くて高い道のりなので、公認心理士の道は諦めましたが、20年かければやれるかも???と段違いな野望が湧いて来ました。現代社会は心の問題が大きな障壁になっています。今後も公認心理士に期待される役割はますます大きくなっていくでしょう。公認心理士になるための勉強はきっと周りで困っている人たちの助けになるはずです。公認心理士になれなくても、その勉強をすることで、誰かの役に立てるかもしれません。最後まで保育園に熱い思いを持ち続けた園長先生のような生き方を目指したいと思います。






Comments