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人口減少

 昨年の出生数は68万7689人で、昭和54年調査開始以来最も少なくなったのに対して、亡くなった人は159万9850人と最も多く、この結果、亡くなった人が生まれた人を上回る「自然減」の数は、91万2161人で過去最高となりました。毎年100万人人口が減ったら、日本社会はどうなるのでしょう?100年後には日本人がほとんどいない国になっているのかもしれません。私たちの目の前にいる子ども達は、そんな社会を見なくてはいけないのでしょうか?


 少子化が問題になった時、誰が年金を担う?という話になりましたが、経済的な話ではなく、日本社会がなくなるということの方が大問題のように思います。これまで少子化が進んで、人口減になっても海外の人が流入すればいいんじゃないかと思っていたのですが、そんな話ではないですね。国際化は当然の流れですが、これまでの日本の良さや日本文化がなくなるのはやっぱり嫌です。


 コンビニではたくさんの外国人の方が働いています。マニュアル化されているので、外国人の方もあまり迷うことなく働けるのでしょう。飲食店で働いている外国人の方も多いですね。少し前に入ったハンバーグ店で、注文を聞きに来た外国人の店員さんにうまく通じなくて、申し訳ない気持ちになりました。きっとこんな経験を何度もしているのでしょうね。


 そんなことは経験を積めば大丈夫ですが、日本人がずっと大事にしてきた謙虚とか相手を敬う気持ちとか言葉の裏に思いを込めるとか、そんなものがなくなるのは悲しいです。社会環境が大きく変わろうとする中で、国際化が進むことは止められませんが、少子化や自然減に歯止めをかけられるような一手を打つことができるといいのにと思います。



 
 
 

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