動機づけ
- 智子 大瀧

- Sep 6
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ひらがな、数字に興味を持ち、「この字なんて書いてあるの?」「これ、知ってる,私の名前と同じ字だよね」と言う声をよく聞くようになりました。
「『つ』は、書けるんだけど、こっち向きかこっち向きかわからなくなっちゃうんだ。」「私も。『と』が反対になるの」字が反対になる鏡文字は、覚えたての頃によく見られます。決まりごとですが、どちらに向いているかしっかりわかるまで時間がかかってもたいしたことではありません。
お友達に手紙を書いたり、自分の作品に名前を書いたりできるようになると、記名が便利なことに気がつきます。
周りにある字が読めるようになると、世界が広がり、もっと読めるようになりたいと思います。子ども自身に動機づけができると、あっという間にひらがな、カタカナが読めるようになります。
子どもが興味を持ち、読めるようになりたい、書けるようになりたいと思えるような環境づくり、声掛けをするのが大人の役割です。字に触れる機会をつくる・・・例えば一緒に歩く道でひらがなに目を留めて、「◯◯って書いてあるね」と大人が読んでみせるのも効果的です。
学習の始まりは、子どもが知りたい、わかるとおもしろいという経験をすることです。絵本の読み聞かせも効果的です。秋は学びに最適な時期です。意識して取り組んでみてはいかがでしょう。






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