将来の夢
- 智子 大瀧

- Aug 21
- 2 min read
今日は、とても嬉しいことがありました。卒園児で小学校2年生のMちゃんの作文「しょうらいのゆめ」を読ませてもらったからです。
Mちゃんは4ヶ月で入園しました。小さくて可愛いMちゃんは、みんなに大事にされ、スクスク育ちました。年長児になった時は、サポートが必要なSくんの一番の友達になって、ずっとそばにいてくれました。誰にでも優しくて、いつも一生懸命だったMちゃんが卒園した時、とても寂しくて喪失感を感じたことを思い出します。
そんなMちゃんが小学校に入学後、行きたくないと訴えていることを聞きました。大丈夫かなと思いながらも、何もできないままでした。そんなMちゃんが、りんごの花保育園の先生みたいな保育士になりたいと作文に書いてくれました。保育士になりたい理由は二つ。一つは、小さな子のお世話をしたいから。もう一つは、年長さんに小学校のことを教えてあげたいからだそうです。
6年間保育園に通ったMちゃんがどんなにみんなに可愛がられ、Mちゃんも小さい子を可愛がったのか、小学校に行くのがどんなに不安だったか、それでも少し経つと、小学校は楽しいところと感じるようになって、年長さんにその楽しさを伝えたいと思っていることがわかって、やっぱりMちゃんだなと思いました。
「泣いてしまいました。保育士でよかった」とS先生。Mちゃんの作文にはりんごの花保育園の先生たちの名前が書いてあります。Mちゃんがりんごの花保育園の先生になってくれるまであと12年。みんなで待っています。






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