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幸せとは

今日の土曜保育は半数の子ども達が登園して賑やかでした。世の中は週休2日制になっているのに、なんだか社会の矛盾を感じます。


 週に6日子ども達が頑張っていると思うと、やっぱり日本社会は保育園の子ども達が支えているような気がします。


 先日の研修で、何のために働いているのかを問いかけるエピソードが紹介されました。イタリアの起業家が、漁師に毎日どんな生活をしているのか尋ねました。漁師は、「毎日魚を釣って、夕方家に帰って、ワインを飲んで、妻と一緒にダンスをする」と答えます。


 起業家は、もっとお金が儲かる方法を漁師に伝えます。すると、漁師はお金が儲かったらどんな生活ができるか尋ねます。魚がたくさん釣れるようになったら、船を買ってたくさんの魚が釣れる。そしたら、工場を作って魚を加工して大儲けができる。それを聞いた漁師は、「そしたら、どんな生活ができる?」と尋ねます。


 こんな問答が続き、最終的には、「夕方家に帰ってワインを飲んで妻とダンスを踊れるようになる」と聞いた漁師は、「それじゃ、今の生活と同じじゃないか」と言って起業家の儲け話を一蹴します。


 どんなにお金を稼ぐことができても、最終的には、自分が好きなことをしてゆっくり過ごせる生活が幸せだということかな?と思いました。


 子ども達が頑張っているということは、保護者の方が頑張っていらっしゃるということですね。それぞれ幸せの価値観が違いますが、できれば夕方には家族揃って食卓を囲み、今日の出来事を語り合うような生活であってほしいと願います。


 

 

 
 
 

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