感覚刺激
- 智子 大瀧

- Aug 13
- 2 min read
人間には五感(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)が備わっていますが、感じ方の強弱、快・不快はそれぞれ違っていて、それが生活や行動の支障になることもあります。
柔軟剤の匂いが人によっては、嫌悪されてトラブルになった話も聞きます。香水や芳香剤も、人によって感じ方が違うので、自分には良くても人に不快感を与えていることもあるので、気を遣いますね。
自閉スペクトラム症の子(人)は、感覚の感じ方で生活に影響が出る人も多いようです。周りの音が気になって耳を塞ぐ、決まったものしか食べられない、匂いが気になってその場所にいられない、同じ服しか着れない、蛍光灯の灯が眩しくて耐えられない・・・児童発達支援事業所を開所して、そんな話を聞くことが増えました。他の人が全く気にならないことが耐えられないと、生活に様々な影響がでます。
そんな子ども達にどんな対応をすればいいのか悩むのですが、先日受けた研修で、幼児期は嫌な刺激に無理矢理慣らさせるよりも、できる限り避けた方がいいと聞きました。
子育てには、まだまだ根性論が根強いので、我慢させないといけない、乗り越えられるように頑張らせなくてはいけないと言われそうな気がしていたのですが、そうではないと聞いてホッとしました。
できるだけ嫌な刺激を避けられるようにして、その子が過ごしやすい環境を準備したいと思います。






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