言葉の力
- 智子 大瀧

- Sep 4
- 2 min read
昨日のブログに書いたように、毎日元気いっぱいで楽しそうな子ども達なのですが、気になるのは言葉づかいです。特に男の子が使う言葉を聞いて、ちょっとイヤだなと思うことがあります。「それは◯◯って言った方がいいよね?」と使ってほしい言葉に置き換えて伝えてはいるのですが、強い言葉にはなかなか勝てません。
まだ言葉の意味や重みがわからないうえに、強くなりたい、大きくなりたいという気持ちが言葉に出る時期なので仕方ないとは思うものの、強い言葉、乱暴な言葉を聞いて怖いと感じる子どもたちもいます。言葉を覚えている途中の小さな子どもたちのためにも、少し考えて使ってほしいなと思います。
言葉が持つ力は強く、言葉によって行動が引き起こされることもあります。強い言葉、乱暴な言葉を使うと、友達よりも強くなった気になって、威圧的に振舞ってしまうことも気になります。先日のクラス会議で、言葉遣いをもう少し良くしたいと提案をしたのですが、早速Y先生が「それは〇〇のほうがいいよね」と声を掛けていました。言葉遣いを指摘してもキリがないように思えますが、みんなが少し気に掛けると全体の流れが変わっていくと思います。
私も自分が発する言葉は、子どもたちが聞いていることを自覚して、気持ちがいい言葉を使いたいと思います。子ども達に掛ける言葉に、もっと丁寧さを心がけたいと思います。長時間一緒に過ごす友達や先生が、気持ちが良い言葉を使ってくれると、安心して過ごせますね。そうすれば、自分の気持ちを言葉でうまく話せない子も、話してみようと思えるようになるでしょう。子ども達にも言葉を上手に使えるような力が育つといいなと思います。






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