お月さまってどんな味?
- 智子 大瀧

- Sep 14
- 2 min read
先週のお話会では、未満児クラスも以上児クラスも、とても静かにお話を聞いていました。お話が終わったら、その月の誕生児がお話のローソクを吹き消します。お話のローソクは「幸せのローソク」と言われていて、火が消える時にお祈りすると一つだけ願いが叶うそうです。
2歳児のSちゃんとYくんがローソクの火を吹き消そうとしたのですが、なかなか消えません。10回以上、力を込めて吹き消していましたが、お話会の先生が手伝ってくれて、やっと消えました。みんな自分の番が来るのをずっと待っているのですが、2歳児の子にとってローソクの火は思ったよりずっと手ごわかったようです。
以上児クラスは、3・4・5歳児の男の子たちが最前列に座っていました。一番前に座ると、他の子の動きが気にならず、集中して話を聞くことができますね。一番前に座る価値がわかって座っている子ども達でした。
「お月さまってどんな味?」という絵本を読んでくださったのですが、美しい色合いの絵に惹きつけられました。お月さまを食べようと、動物たちが山のてっぺんで次々に肩車をしてお月さまに近づこうとするのですが、その度にお月さまはひょいっと上に逃げます。そのたびに、最前列の子ども達が「ジャンプして!」と声を掛けていたそうです。
もうすぐ中秋の名月ですね。それに合わせて絵本を選んでくださったと思うのですが、こんな素敵な絵本なのに、絶版になったそうです。著作権とか出版社の覇権とかいろいろな絡みで、いい絵本がなくなっていくのは悲しいですね。
絵本の最後で、やっとお月さまに届いたネズミがお月さまをかじってみんなに分けてあげました。その味は・・・?それぞれが一番好きな味がしたそうです。お月さまってどんな味がするんでしょう。食べてみたいですね。想像力が広がります。






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