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保育所等訪問支援

児童発達支援事業所の定例会がありました。現在、西区には児童発達支援事業が4か所あります。毎月の定例会では契約数や研修の受講状況などの情報共有をしています。どの事業所も受け入れ可能人数いっぱいにフル稼働しています。もうすぐ西区にもう一か所開所するので、待っていらっしゃる方の受入れも進むと思うのですが、またすぐにいっぱいになるかもしれません。


 児童発達支援事業所は、月に10回まで利用できるのですが、希望者が多いので、ほとんどが週1回の利用です。もちろん週2回利用したほうが療育効果が高いので、それができるようになるといいなと思います。


 どの事業所も保育所等訪問支援の契約が増えています。りんごの花保育園も訪問支援利用者数が15名になったので、支援員を増やして対応する予定です。来月から小学校への保育所等訪問支援が始まります。小学校との連携を取るのは難しいように思いますが、不登校のお子さんや小学校にうまくなじめないお子さんが増えているので、今後ますます必要な事業ではないかと思います。


 児童発達支援事業所には、保育園・幼稚園から小学校への移行支援が求められています。小学校の規模や制度の中で、困っているお子さんがたくさんいます。環境の変化に弱いお子さんが多いのですが、外見からはわかりにくいので、困っていることや不安な気持ちでいることをなかなか理解してもらえずに、みんなと同じ行動をすることを求められ、SOSを出せずにストレスをため込んでしまい、学校に行けなくなることもあるようです。


 福岡市は、保育園・幼稚園と小学校の連携がほとんどできていないので、一番弱いお子さんにそのしわ寄せがいっているのではないかと思います。児童発達支援事業所がその溝を埋めるための役割を担えるのではないか、そうなりたいと願っています。

 
 
 

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