毎日の積み重ね
- 智子 大瀧

- Aug 3
- 2 min read
昨日は、久しぶりにはな組(1・2歳児)の保育室で過ごしました。児童発達支援事業所にも毎日行っていてなかなか時間とれないので、とてもいい時間を過ごしました。
4月に入園した子ども達も含めて、とても落ち着いて、主体的に過ごしていることに安心しました。1・2歳児でも、日々見通しがもてる生活を送ることはとても大事です。小さいからこそ、より見通しをもてることが大事なのでしょう。
毎日同じような流れで活動し、同じ席で同じ先生や友達と一緒に食事をして眠る・・・そのためにどんな準備をすればいいのか、どこに片付ければいいのかわかるので自分でしたい思いが出てくるのだと思います。
登園時お母さんから受け入れようとすると、「いや」という態度を見せた2歳児のRちゃん。いつもの先生に受け入れてもらいたいですよね。すぐにM先生に代わってもらうと、笑顔でお母さんから離れることができました。
大人にとってはそれくらいのことと思いますが、子ども達にとっては大問題です。その些細なことが一日の気持ちを左右することもあるので、大事にしたいと思います。一人一人の子ども達の気持ちを大事にしているので、1・2歳児の子ども達は安心して自分らしく過ごせているのでしょう。
もう一ついいなと思ったのは、肯定的な言葉がけが多く、禁止や否定的な言葉がほとんどないことです。何かいいことをしたり、頑張ったりすると認めてもらえるのは子ども達にとっては嬉しいことです。同じ保育室の中で、たとえ他の子に対してでも否定的な言葉を聞くと不安になります。自己主張真っ最中の年齢なので、玩具の取り合いも頻繁にありますが、「取らないで!」「だめよ!」と言われるよりも、「これはどう?」「順番ね」と言われた方が気持ちを切り替えることに繋がります。
1・2歳児は、自我が芽生え、自己主張をする時期です。同じような発達段階にある子ども達が集団で過ごすので、ぶつかり合うのは当然です。先生たちが一人一人の自我や自己主張を大事にしているので、楽しく日々の活動を経験できていることがわかった一日でした。






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