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理想のお母さんにはなれない

 世間がお母さんに求めているのはどんなイメージでしょう?愛情深い、優しい、思いやりがあって、子どものしつけがしっかりできてる・・・規則正しい生活をして、社会的なルールを子どもに教えている


 そんな完璧なお母さんなんて理想でしかありません。お母さんだって一人の人間です。イライラしている時もあれば、子どもに当たってしまうこともあります。


 自分のことだけすればいいのではなく、意思がある子どもが相手なので、うまくいかないことがたくさんあるのは当たり前です。それなのに、お母さんなんだから・・・と理想のお母さんを求められ、できないと批判(されている)ように感じて、さらに追い込まれてしまう・・・こんな日々を過ごしているのが大半のお母さんではないでしょうか?


 さらに、誰からもサポートが受けられない状況にあるお母さんは大変な日々を送っていることでしょう。子育てを半分請け負ってくれるパートナーがいない、困った時に「辛い」と言える相手がいないお母さんの大変さは想像に難くありません。


 一人ひとり、価値観も違えば、育って来た環境も違い、経済状況、家庭環境も違うのに、お母さんだったら・・・という目で見てはいないでしょうか?そんな目で見られていると感じさせてはいないでしょうか?そんな目がお母さん達を余計に追い詰めてしまうのだと思います。


 私も二人の子どもを育ててきて、「穴があったら入りたい」くらいの酷い言葉を子ども達にぶつけたこともあります。忘れてくれてたらいいのですが・・・。


 子どものことを大事に思っている、愛しているという思いがあれば、どんなお母さんも信じていいと思っています。そして、大変な思いをしているお母さんが「困っている」「助けて」と言える場所が保育園であるよう願っています。

 

 
 
 

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