
- Oct 31, 2019
今日はハロウィン
朝からソワソワしているりんご組(3・4.・5歳児)の子ども達。今日はハロウィンです。子ども達が紙などで作った色とりどりのキャンディと、はな組のI先生が準備してくれた本物のお菓子も揃い、オバケに変身した子ども達の登場を待つばかりです。 お昼前、新聞紙やビニール袋でオバケに変身した子ども達と先生達が、「トリック・オア・トリート、お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」と、事務室にやって来ました。お菓子を渡すと、安心したようにそそくさとバッグに入れ、「次ははな組に行こう」と言いながら、去っていきました。 子ども達の世界は不思議です。戦いごっこをしている友達のところに手ぶらで「仲間に入れて」と言っても断られますが、新聞紙を丸めた剣を持っていくと、すんなり仲間に入れてくれます。イメージの共有ができていることが確認できるからでしょうね。 ・・・ということで、今日はみんな手作りの黒い衣装や小道具でオバケに変身して、共通のイメージで楽しんでいました。ハロウィンも、子ども達のイメージを大切にすると、こんな楽しいお祭りになるんですね。
- Oct 30, 2019
ブログ
朝の体操が終わって、みんなで昨年の運動会のDVDを見ました。りんごの花保育園の初めての運動会で、手探りしながらみんなで作った運動会でしたが、一生懸命頑張る子ども達の姿、それを温かく笑顔で見守ってくださる保護者の方々、親子競技や遊戯でのそれぞれの満面の笑顔・・・ブログに、「こんなに楽しい運動会になるとは思わなかったです。」と書いたことを思い出しました。 今年は、2年目なので少し気持ちにゆとりがあります。運動場の広さや準備の手順なども一度経験していると心持ちが違います。子ども達も、DVDで昨年の自分やお友達の姿を見て、少し照れくさそうでした。1年間でこんなに成長するのだとまたまた感心しました。 今日は、3月までりんごの花保育園で働いてくれたT先生が来てくれました。りんご組の子ども達が、「T先生に運動会見に来てほしいね。」「お手紙書こうか?」と思いつき、先週の土曜日お手紙を出して、それを読んでくださったからのようです。 久しぶりにT先生に会って、懐かしくて嬉しかったです。T先生も、「子ども達から手紙をもらってびっくりしました。とっても嬉しかったです。」

- Oct 29, 2019
ハロウィンに思うこと
今週土曜日は運動会。練習一色に染まっているかと思えばそうでもなく、今日のようにハロウィンを楽しんでいます。階段には黒い蜘蛛の巣が張ってあったり、おどろおどろしいユニークな飾りがあったりします。 子ども達は、オバケが大好きで、本当は本気で怖いのです。想像上のオバケが本気で怖いからこそ、頻繁に遊びに登場します。友達と共有できるオバケになれるのですから、ハロウィンの催しに子ども達が夢中になるのはよくわかります。 今年も渋谷のスクランブル交差点界隈がハロウィンで盛り上がりそうですが、遊び心や想像力は大切にして、ルールを守って楽しんでほしいですね。ルールを守れない人を見ると、どんな幼児教育を受けてきたのかと思います。 規範意識の芽生えや道徳心の基礎は幼児教育の中にあります。「約束を守りなさい。」「約束を守らなかったら、〇〇できないからね。」など強制したり、罰を与えると、一時的には約束を守ろうとしますが、強制力がなくなったり、罰が怖くなくなったりすると、約束を守る意味がなくなってしまい、約束を守らなくなってしまいます。ルールや約束を守るからこそ、みんなで楽し
- Oct 28, 2019
避難訓練
今日は月に1回の避難訓練の日でした。おやつの後15時半に、非常ベルを鳴らすとともに、「給食室から火が出ました。先生のお話を聞いて動きましょう。」と放送すると、2階の保育室から、ハンカチで口を押えながら、静かにりんご組(3・4・5歳児)の子ども達が非常階段を下りてきました。 1階の未満児の子ども達は、テラスから裸足で先生たちと一緒に静かに出てきました。泣く子はもちろん、おしゃべりをする子もいません。人数確認をして、道路向かい側のレクサスさんの駐車場に移動して、再度人数確認をして担当の先生の話を聞きました。 毎月行っているので、本当に上手に避難できるようになりました。以前は、車どおりが多い道を横断するのが怖かったのですが、今は静かにお話を聞いて、素早く動いてくれるのでなんの混乱もありません。避難訓練を見ても、子ども達の成長を感じます。 りんごの花保育園は、室見川のそばにあるので、火災よりも水害が気になります。ハザードマップでは、室見川が決壊したら、2~3メートルの浸水があるとされているので、2階に上がれば大丈夫のはずです。(本当にそうでしょうか?)
- Oct 27, 2019
変わらなくてはいけないこと
先々週の土曜日深夜、知っている人が逮捕されたというニュースを見て衝撃を受けました。やっぱりと思ったのも事実です。 その園で2、3年前から、虐待があるという話を伝え聞いていました。研修会などで、園長であるお母さん、当人とも話すことがありましたが、保育理念や方針に共感できるものがありませんでした。 今回の逮捕を受け、福岡県内の保育園は大きなショックを受けています。 8月、「保育園での児童虐待」をテーマに研修会がありました。参加した園長の中には、子どもにボイスレコーダーを持たせた保護者の方に憤慨されている方がいらっしゃいましたが、そんなことをしなくてはいけないところまで追い詰められた保護者の方の気持ちを理解すべきではないかと思いました。感覚がずれていることに気がつかないのでしょう。 私にも同業者の園を悪く言ったり、訴えることはできません。保育園では自浄作用が働きにくい上に、子どもは大人の言うことを聞くべきだという思い込みをしていることもあります。躾と虐待の線引きが難しいと言われることもありますが、強い言葉や力で大人の考えを押しつけるのは躾ではありません