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「べき」
- 大瀧智子
- Jul 19, 2020
- 1 min read
人は頻繁に、「〇〇すべき」という言葉に苦しめられます。「〇〇すべき」は、これまで自分が生きてきたなかで作られる考え方や規範意識です。でも、それが正しいと思い込んでしまっていることはありませんか。
私も、「〇〇すべき」という考え方に囚われがちです。それはとても窮屈な考え方で、人への思いやりの気持ちを持つ余裕をなくしてしまいます。
長い間保育園で働いていると、良いお母さん像が出来上がっていて、無意識にお母さん達に、〇〇のようにあるべき、〇〇すべきと求めていることがあります。人はそれぞれ置かれている環境が違うのに・・・。
今日、汐見稔幸先生のWEBセミナーを聴いて、多様性について考えさせられました。これからの日本社会は、たくさんの外国人を受け入れることになります。保育園にも様々な国の子どもたちが入園してくるでしょう。
自分の「べき」を押しつけないように、相手の思いを聞いて、その判断に委ねることが必要になってきます。常識や慣例や自分の「べき」に囚われずに、もっと広い度量を持たなくてはと思いました。
昨日のブログに書いたように、お母さん自身が幸せであることが、子どもの幸せに繋がります。子ども達はもちろん、お母さん(お父さん)達も温かく包み込むような園になりたいです。
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