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検証

昨日、4歳児のAくんがビー玉を飲み込んでしまうという大変申し訳ない事故を起こしてしまったので、午後から検証と今後の対策について話し合いました。ビー玉は丸くて表面がツルツルしているので、飲み込んでも便として排出されるそうですが、同じことを繰り返さないためにどうすればいいのか話し合いました。


 ビー玉は先生たちが子どもたちの手の届かないところに置いて管理していたそうですが、昨日は何人かの子どもたちがビー玉を手に持ち、ままごとコーナーで遊んでいたということなので、管理が徹底していませんでした。りんご組(3・4・5歳児)は、子どもたちに関わる職員が多いので、全員がビー玉のルールを共通理解していなくてはいけなかったのですが、それも曖昧でした。


 問題点が明らかになったところで、今後の対応について考えました。「ビー玉を飲み込んだら危ない、怖いという経験が強く残っている今のうちに、ルールを徹底してビー玉を出す方がいいのではないか」「子どもは口にモノを持って行くことが多いので、ビー玉を出すのは怖い、やめた方がいい」などの意見が出ました。


 子どもたちの周りには石やサイコロ、小さなブロックなど口に入れそうなものがたくさんあります。ビー玉だけ禁止すれば大丈夫なわけではありません。では、危ないかもしれないと思うものをすべて取り払えばいいのでしょうか?サイコロは数字への関心を高め、小さなブロックは手先の器用さを育てます。子どもたちが、自分でモノをどう扱えばいいのか自分の体験として身につけていくことはとても大事なことです。でも、その体験にけがをするリスクがあるとすれば、そのリスクができるだけ小さくなるように、周りの大人がコントロールしなくてはいけないと思います。


 今後、ビー玉を出すのか、出さないのか、出すとすればいつ、どんな条件下で出すのかをりんご組に関わる職員で話し合って決めてほしいと提案しました。保育の価値とリスク、どちらも無視できないことです。保育園という子ども集団の中では絶対に逃れられない重い課題を突き付けられています。救いはAくんが元気に登園してくれたことと、子どもたちの順調な成長です。

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