家族支援プログラム
- 智子 大瀧
- 12 minutes ago
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児童発達支援事業所の家族支援プログラムの日でした。お母さん達が6人出席してくださって、会話も弾み、私も楽しい時間を過ごさせてもらいました。
お母さん達の共通の悩みは睡眠と癇癪・・・なかなか対応策が見つからないですね。眠りから起こすことはできても、眠らせることは難しいと思います。以前勤めていた園で、毎晩お父さんの車に乗せて眠らせているというお母さんのお話を聞いたことがあります。そうしなくては眠れない子や保護者の方の大変さは想像を超えるものがあります。
癇癪への対応も難しいですね。子どもの視野や思考はとても狭いのですが、発達に滞りがあるお子さんは尚更です。これがいいと思ったら、別のものに目を向けることができないので、それを止められると癇癪を起こすしかないのでしょう。
例えば、喉がカラカラに乾いている時、目の前にあるペットボトルの水を取り上げられたようなものなのかもしれません。ジュースやお茶ではなく、いつもの水でないとダメなのですね。これがダメなら別のものでも「まぁ、いいか〜」と思えるように視野を広げるには、時間と経験が必要です。児童発達支援事業所でも一人ひとりのお子さんの気持ちに寄り添いながら、「まぁ、いいか~」と思ってくれることが増えるよう支援をしたいと思います。
あっという間に時間が経ったように感じました。何よりよかったのは、保護者の方同士が親しみを感じ、それぞれご家庭で工夫されているお話を聞けたことだと思います。もっとたくさん保護者の方と対話をする機会をつくり、今後も有意義な情報交換ができたらと思います。
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