英断
- 智子 大瀧
- May 3
- 2 min read
岐阜県美濃市の教育委員会が小学校1・2年生の通知表をやめることを決めたと今朝のニュースで知りました。大賛成!
通知表で序列をつける効果より、それによって下がる自己肯定感の方が影響が大きいと思います。小学校1・2年生の成績がそのままずっと続くわけでもないことは周知の事実です。下がった、上がったで、家庭の中で一波乱あるのも周知の事実です。
小学校1・2年生の間は、とにかく小学校が楽しいと思って登校してほしいと担当者の方が話されていました。拍手!
実は保育園にも2・3年前まで通知表のようなものがありました。年齢ごとに心身両面に亘って項目があり、できたら丸をつけていくものです。初めて見た時に、今はできないけど、何ヶ月か経てばできるようになるのに、丸をつけることに意味があるのだろうかと思いました。監査の時にその質問をすると「そうなんですよねー」と言う返事。きっとみんながそう思っていたと思います。
2.・3年前にそれがなくなり、他の記録も随分簡単なものに変わり、現場はとても楽になりました。作業も大変ですが、発達途上の子ども達にできる,できないを評価する責任の重さが負担になっていたと思います。その記録をつけなくなったから保育の質が下がったなんてことはもちろんありません。
今回の小学校の取り組みは、全国に広がっていきそうな気がします。広がってほしいです。できるなら、宿題もなくしてほしい!そうなれば、家庭がもっと穏やかで居心地がいい場所に変わります。宿題がないフィンランドの学力を見れば、宿題をなくしてもいいと思うのですが・・・。少しずつ小学校も変わっていってるのですね。嬉しいです。
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