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コロナ禍で思うこと

 緊急事態宣言が延長され、気持ちがついていきません。5月までと思っていたのに、さらに20日間。もううんざりですが、でもこうして保育園に来て、子ども達と楽しい話をして、笑うことができると思ったら、それだけでなんて幸せなことだろうと思い直します。


 コロナ禍で仕事を減らされたり、失業する人が増えています。データに上がっているよりも、たくさんの人が苦境に立たされているのでしょう。親が失業し、学費が払えず、退学をする子どもが増えているという報道番組も見ました。家の中で過ごす時間が増え、大人のストレスが子どもに向かい、DVや児童虐待も急増しているそうです。非常事態は一番弱いところを直撃するのですね。


 今はコロナ対策で必死ですが、経済的な大打撃だけでなく、見えないところで大きな痛手を負っている人がいることに思いを寄せなくてはと思います。誰もが、苦しんでいるのは自分だけではないと声を出せずにいます。子ども達は何が起こっているのかわからないままに、家族や環境の変化に不安を抱えています。


 飲食店の閉店も増え、街の様相も変わって来ました。解決できる唯一の方法は、今のところワクチン接種しかありません。福岡市は保育士の優先接種を進めてくれているので、現在接種希望者の名簿を提出していますが、まだ何も連絡はありません。誰かが先にというよりも、ワクチンを希望する人みんな(世界中の人)が早く接種をして、コロナ前の世界を取り戻さなければと思います。



 気づけばもう6月、あっという間に1年の半分が終わろうとしています(少し気が早いでしょうか)。社会福祉法人は、6月に理事会・評議員会を開催しなくてはいけません。今年は改選の年でもあるので準備に追われていますが、その忙しさも有難いことだと思うようになりました。たくさんの方に支えられ、毎日保育園を開園することができて、子ども達が笑顔で登園してくれます。いつか社会にお返しができればと思っています。

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