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児童発達支援事業

 昨日、言語聴覚士の先生がりんごの花保育園でサポートが必要なお子さん達を見て、支援の仕方などをアドバイスしてくださいました。そのアドバイスが先生達にはとてもわかりやすかったようです。さすが、専門家の先生は違います。


 どの保育園にも言語聴覚士や作業療法士、理学療法士の先生がいてくれるといいのにと思います。福岡市の療育センターに依頼すれば、年に2~3回くらい訪問支援に来てくれますが、定期的に同じ専門職の方が来られることに意味があると思います。


 療育は、専門職と保育職が互いを尊重し、意見交換や共通理解をすることで、一人一人違う特性を持ったお子さんに適した支援ができます。お子さんの成長発達の状況を見立てるのは専門職で、そのアセスメントから導き出された具体的な支援を行うのが保育士や児童指導員です。


 先日、児童発達支援管理責任者の資格を持っていらっしゃる方と面接をしたお話を書きましたが、経験が支援の質を左右するということを実感しました。令和6年度の障害福祉サービスの報酬改定でも、経験年数が長い人が評価が高く(報酬が高いということです)なっています。


 4月に福岡市が公募する児童発達支援事業所の設置に向けて準備を進めているところですが、昨年、福岡市のモデル事業で児童発達支援事業所の立ち上げにかかわった方がりんごの花保育園で働いてくれることになりました。最強のメンバーを得たことになります。


 本当は、どの保育園にもサポート保育が必要なお子さんがいるので、全ての保育園に言語聴覚士や作業療法士、理学療法士などの専門職が定期的に訪問し、児童発達支援の経験がある人がいれば、児童発達支援事業所は必要ないのかもしれません。


 りんごの花保育園も、サポート保育を受けているお子さんが12%近くいます。サポート保育を受けているお子さんがいるおかげで、他の子ども達は、一人一人違いがあることを学んでいて、それがインクルーシブ教育だと思います。みんな違ってみんないい・・・そう心からみんなが思える園になりたいと思います。

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