ハロウィンの計画
急に寒くなりましたね。夏から一気に初冬へにならないといいのですが・・・。今日は4歳児が近くのグループホームさんを訪問しました。入居者の方がハロウィンの仮装をして待っていてくださったそうです。グループホームさんが準備されていた歌が♪どんぐりころころ、4歳児が歌おうと思っていたのが♪どんぐりころころだったので、一緒に歌ったそうです。その後、ハロウィンのお菓子をもらって子ども達は興奮気味に帰って来ました。 4歳児の話からハロウィンの話が盛り上がったようで、5歳児の子ども達からいろいろなアイデアが出ました。事務室で仕事をしていると、「トントン」とドアを叩き、声を掛けて来たのは5歳児のKちゃん、MちゃんとNちゃん。Kちゃんはすっかりハロウィンモードで、「衣装はこんなふうに考えているんだけど、どう?」、「お菓子をくれなかったらいたずらするけどいい?」と勢い込んで話していました。オシャレなKちゃんがどんな衣装を作るのか楽しみです。 いつもは比較的静かなMちゃんとNちゃんは、「おうちで衣装を作って来てもいい?」「衣装をつくるために、〇〇と〇〇がいるんだけど・
Oct 22
バス遠足
貸し切りバスに乗って『海の中道マリンワールド』に行きました。暑くもなく、寒くもないちょうどいい気候で、子ども達のワクワクドキドキが止まらない遠足になりました。 都市高速で行ったので、あっという間に着きました。集合写真を撮って、長い階段を上がって入り口につく頃には、子ども達の水族館への思いがさらに熱くなり、その思いのままイルカショーを見に行きました。平日にもかかわらず、イルカショーの観覧席は満員で、立見席までいっぱいでした。オットセイのかわいい芸を見て、イルカの迫力あるジャンプを見て・・・。 ショーを見ていると、あちらこちらから「お腹が空いた」「お弁当まだ?」という声が聞こえてきたので、予定を変更して、芝生広場に向かい、シートを広げてお弁当タイムにしました。そこにも、幼稚園や保育園の子どもたちがたくさんいました。子ども達のお弁当を狙ってトンビが旋回していたのがちょっと怖かったです。以前、お弁当を取られた子がいて、怖い思いをしたことを思い出しました。 おうちの方が作ってくれたかわいいお弁当を広げて、子どもたち同士のおしゃべりが弾みました。あっと
Oct 21
サポート保育
今朝の保育室で、子どもの行動はずっと見ていないとわからないことが多いと考えさせられました。 4歳児のQくんと5歳児のJくんは、朝から保育室内で半分じゃれあいながら折り紙を折っていました。Jくんはあっという間に折り紙を折れるのですが、Qくんは角と角を合わせるのに時間がかかります。それでも一生懸命Qくんは折り紙を折っていました。うまくいかないイライラを抱えながら折っていたところで、追いかけっこが始まりました。 JくんがQくんを追いかける形です。保育室内は走ってほしくないなと思っていたところで、Qくんが2歳児のWちゃんにぶつかり、Wちゃんは大泣きしてしまいました。Wちゃんを抱きあげながら、「お部屋の中では走ってほしくないな。小さい子にぶつかったら危ないでしょ」と言うと、ふたりとも黙ったまま下を向いていました。 それから少し時間が経った頃、出勤してきたりんご組(3・4・5歳児)の先生がふたりに「お外で遊ばない?」と声を掛けました。Jくんはさっと立ち上がり、Qくんは怒った口調で「いやだ!」と言いました。 このままだったら、Qくんの怒りがますます大き
Oct 20
心の育ち
昨日夕方、りんご組(3・4・5歳児)のY先生から、嬉しいエピソードを聞いたのでご紹介します。 園庭で2歳児のKくんとIちゃんがそれぞれ遊んでいました。Iちゃんは泥団子づくり、Kくんは三輪車に乗っていたそうです。 Kくんが乗っていた三輪車がよろけて、Iちゃんにぶつかり、IちゃんとIちゃんが作っていた泥団子がKくんの三輪車の下敷きになってしまいました。大泣きのIちゃんを見て、お兄ちゃんの4歳児Yくんが急いで駆け寄って服についた泥を払ってくれました。 それに気づいたKくんのお姉ちゃんの4歳児のMちゃんが、Kくんのところに行き、「Iちゃんが泣いているよ。『ごめんなさい』を言いに行こう」と手を引っ張ってIちゃんのところに行き、一緒にあやまってくれたそうです。そばで見ていたYくんは、KくんがIちゃんに「ごめんなさい」と言うのを聞いて、「ありがとう」と一言・・・。心が温かくなるエピソードです。 4人のやりとりの間、Y先生は何も言わず、ずっと見守っていたそうです。大人が入らなくても、子ども同士で解決できたこと、4歳児のMちゃんとKくんの心が育っていることが
Oct 19
保育所等訪問支援
児童発達支援事業所の家族プログラムの日で、『保育所等訪問支援』をテーマにお話をしました。保育所等訪問支援担当のK先生が、エピソードを交えながらわかりやすく説明してくれたので、保護者の方々は興味を持って楽しく聞いてくださいました。 保育所等訪問支援の制度自体、まだまだ周知されていません。保育所や幼稚園に「訪問支援を受けたいけど・・・」と言っても、「それはなんですか?」「聞いたことがありません」と返事が返ってくるのが現状です。でも、支援を受けるお子さんだけでなく、担任の先生にとっても効果が高い制度だと思います。 保育所等訪問支援には、直接支援と間接支援があります。お子さんのことをよく理解している支援員が保育所や幼稚園でお子さんに声を掛けたり、行動できるよう促す等は直接支援で、担任の先生にお子さんの特性や、今の問題行動が起きている理由などを伝えたり、過ごしやすくするための環境調整について話したりする等は間接支援になります。 椅子に座れなかったり、保育室を飛び出したりなどの困った行動には必ず理由があります。支援員が声の掛け方やタイミング、落ち着ける
Oct 18
製作の秋
10月中旬というのに暑い日差しが照りつけ、半袖でも暑いくらいです。空が高くなって、秋らしい雲も出ているのに、気温と湿度が高くて疲れますね。季節の変わり目で、体調を崩しやすい時なので、子ども達の体調管理に気をつけたいと思います。 それでもりんご組(3・4・5歳児)は、屋外園庭での活動が始まりました。屋外園庭は風が吹き抜けて気持ちがいい場所です。これまで冷房の効いた保育室での活動がほとんどだったので、室内遊びと屋外遊びを組み合わせながら楽しく過ごしてほしいと思います。 子どもたちの集中力が増してきて、細かい製作に取り組むようになりました。紙やテープ、空き箱に折り紙、レースやリボンなどで髪飾りやペンダントを作って変身している子どもたちもいます。自分たちで考えるので、より本物に近づくよう工夫していて、なかなかクオリティが高いです。道具の使い方も上手になりました。楽しく取り組むと、自然に力がついていくのがいいですね。 今月末はハロウィンです。園行事にしているわけではないのですが、アンテナを張っている子どもたちは、今年もハロウィンを楽しむでしょう。おし
Oct 17
楽しい誕生会
10月の誕生会に、担当のK先生が六本松にある『カタヨリ絵本店』の塩川さんをゲストに招いてくれました。元保育士だった塩川さんがギターを弾いて手遊び歌と、絵本の読み聞かせをしてくれました。子ども達はギターの音色と軽妙な語り口にすっかり魅了されたようでした。 手遊び歌も進化しているんですね。手遊び歌の中にもお笑いのボケとツッコミみたいなのが入っていてちょっとびっくりしました。時代は動いています。子どもたちが好きなことがしっかり取り入れられています。おもしろかったです。 終わった後に、塩川さんが、「いろいろな保育園に行くけど、ここの子ども達は聞く時はしっかり聞いて、乗る時はちゃんと乗ってくれる。メリハリがついていますね」と嬉しいことを言ってくださいました。お話会の先生方も同じようなことを言われるので、話を聞く態勢ができているのでしょうね。ちょっと自信になります。 S先生が塩川さんに、「ギターはいいですね。私も弾きたくなりました」と話しかけると、「最初はピアノを弾いてたんだけど、ギターの方が子ども達の反応がよくて、今はずっとギターです」と塩川さん。「
Oct 16
環境調整
ブログにも書いたのですが、先月の音楽教室では集中できない子が多かったので、環境を変えてみようと思いました。先生のピアノの横で他のクラスの子が見ていたり、遊んでいる声が聞こえるのが気になってしまうようだったので、今日は白いプラバンを置いてみました。すると、先生の指示や話に耳を傾けることができて、素早く、楽しく活動できました。 他のクラスの音楽教室を見たい気持ちはよくわかるのですが、見ているうちにだんだん前に出て来たり、大きな声で話したり、楽しいのでついつい自分がレッスンを受けているような気持ちになるようです。見ていて微笑ましいのですが、それが気になって集中できない子もいるので、環境を変えようと思いました。 小学校でも、教壇の後ろのホワイトボードなどにいろいろ掲示されていると集中できない子がいるので、余計なものは置かない配慮をされている先生も増えています。年齢が低く、特性があるほど環境の影響を受けやすいので、環境調整はとても重要です。環境調整をすることで、注意や叱責を受けることが減るので、大人側の配慮はとても重要だと思います。...
Oct 15
運動会への思い
運動会が終わり、子ども達は達成感を感じ、安堵の表情を浮かべていました。小さな子どもたちにとって運動会はとてもプレッシャーだったのでしょう。この経験をよい方向に導くのがこれからの私たちの役割です。 運動会でお子さんの成長を感じられた保護者の方から嬉しい言葉をたくさんいただきました。保護者の方と一緒に子どもたちの成長を喜び合うのは、この仕事をしていてなにより嬉しいことです。 お手本のように先生のお話をしっかり聞いて動いていた5歳児のKちゃん。実は、運動会では自分の出番が来る前に、何度も「これでいいの?」と担任の先生に確認をしていたそうです。 同じく5歳児のRちゃんは、ソーラン節を完璧に踊り、閉会式が終わったとたん、激しく泣き出したそうです。緊張の糸が切れたのでしょうね。一人一人の子にとって運動会が大きなプレッシャーになっていたことを改めて感じました。 何度も練習したり、「がんばって」と声を掛けたりしたわけではないのですが、子ども達にはとても高い壁だったのでしょう。特に5歳児は、これまでの経験から運動会をイメージできた分、余計に頑張らなきゃと思
Oct 14
