投影
昨日、小学校の先生の授業のビデオを見たことを書きましたが、子どもの目線に合わせて身体を屈め、うなずきながら子どもが発言するのをじっと待ってある先生の姿を見て、これまでの小学校のイメージが変わりました。 急かさない、子どもの発言を復唱しない態度は安心感を与え、その子なりの発表でいいという先生の思いが伝わると思いました。 大人は無意識に自分が準備した答えを期待していて、それに沿った答えを引き出そうとします。でも、子どもの感じ方はそれぞれ違って、それでいいと思います。それを体現されている小学校の先生は本当にすごいなと思いました。 もう一つ、心を動かされたことがあります。講師の先生は幼児教育の専門家で、学生の養成に関わってあるのですが、自分の日々の関わりが学生に投影されているという話をされました。私達も同じです。私の関わりや思いが、子ども達に投影されているのだと思います。 いま、目の前にいる子ども達が、私達の保育の成果です。志を高く、私達が大事にしている価値観を伝えていかなければと改めて思いました。
May 15
保幼小接続
保幼小接続担当者研修に出席しました。市の主催だつたので、これから保幼小の連携は変わっていくのかなと思います。 参加者数は260名以上で、小学校の先生の割合が多く、小学校の先生方の保幼小接続への関心の高さを感じました。 講師は幼児教育大学の教授で幼児教育からの視点で語られるのでとても共感できます。 近隣の小学校の先生の授業と保育園の先生の保育をビデオで見て、先生のどこが良かったか、なぜ良いと思ったかをグループ討議しました。 小学校の先生の子どもの視点に立った関わり方や保育園の先生の指示的でない関わり方は子ども理解が原点というところが共通点でした。 こんなに近いところで子ども理解を原点に保育と教育が展開されていることに感銘しました。きっと保育も教育も良い方向に変わっていくでしょう。 今回の研修のように、子どものことを語り合える場がもっと増えると、保幼小の垣根はなくなると思います。良い学びの機会を得ることができました。
May 14
緑綬褒章
毎月1回お話会があるのですが、今日は特別な日でした。お話会を主宰されているT先生が、緑綬褒章を授賞されたので、子ども達と一緒にお祝いの言葉とお花を準備してワクワクしながら待っていました。 T先生は穏やかな声で丁寧に温かく絵本を読んでくださるので、大人までも心地よい絵本の世界に惹き込まれます。30年以上ボランティアで様々な会場でお話会をされてきたことが授賞につながったことは当然だと思います。 日本は絵本のシェアや質が高いことが世界的に認められているそうです。明治時代から良い絵本が次々に出版されたことと、それを広めてくれたボランティアの方たちの大きな功績だと思います。 対価がある仕事よりもボランティア活動を長年続ける方が価値がありますね。そんな方々のお陰で、私達は日常的に良い絵本に触れることができます。 T先生は福岡のお話会でも特別な存在の先生なので、多くの方たちが集まって来られるそうです。今でもお弟子さん(?)がたくさんいらっしゃるようですが、そのお弟子さん方が様々な場所で絵本の読み聞かせ活動をされています。 子どもたちが感謝の気持ちとお
May 13
暑い夏を前に
急に暑くなりましたね。あせもができているお子さんもいて、今年の夏も暑くなるんだろうなぁと先が思いやられます。 今日、2歳児は元気に近くの農産物販売所に野菜の苗を買いに行きました。歩くのが上手になって、あっという間にキューリ、トマト、オクラの苗を手に帰ってきました。 レジ袋に入っていた野菜の苗はあっち向いたり、こっち向いたりして、途中の道のりの激しさを物語っていましたが、きっと元気に成長してくれると思います。先日も様々な野菜を見たり触ったりしていたので、自分たちの植えた苗が成長していくのを興味深く待ってくれるでしょう。 りんごの花保育園の園庭はとても日当たりがいいので、野菜が良く育ちます。5歳児は少し遠いショッピングセンターに行って何の苗を買おうかと話し合いをしていました。アボガドを育てたいという意見が出ていましたが、どうでしょう? 担任のM先生は、落花生を育てたいそうです。2階の屋外園庭はさらに日当たりがいいので、あっという間に育ち、すぐに水やりが間に合わないくらいの日差しにやられてしまいます。時間との勝負ですが、どんな野菜ができるか、そ
May 12
夢の実現
午後から市の担当者の方が4名も!来られました。そんなにたくさんの方が来られるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。 3月に保育園(認定こども園)と児童発達支援事業所を併設してインクルーシブ保育を実現したいと提案書を持って市役所に行きました。その回答のためにわざわざ来てくださったようです。 予想通り、それはムリと言われました。とても丁寧にムリな理由を話してくださったのですが、今は地域の子ども達をしっかり受け入れてほしいということでした。 それはその通りだと思うのですが、インクルーシブ保育の実現と駐車場問題の解決、広い園庭と・・・園バスの送迎で保護者の方の負担を軽減したい、子ども食堂をやりたい! やりたいことがたくさんあります。とりあえず、今は状況を見ながら,情報収集をしてできることに取り組みたいと思います。夢は必ず叶う・・・保育園を開園した時に実感したことです。頑張ります。
May 11
工夫
先週最初の「キラキラデー」で、K先生は、「雨ってどうして降るんだろう?」と子どもたちに問いかけていました。 雨が降る仕組みについて、シェービングクリームと絵の具を使って実験をして、子ども達から大きな歓声が上がっていました。 これから1年間、雨のことを調べるのでしょうか?天気のこと?水のこと?テーマを何にするのかまだ聞いていないのですが、楽しい活動になりそうです。 キラキラデーは、毎週金曜日に、テーマを決めて子ども達と話し合いながら異年齢のグループで活動しているのですが、継続的におもしろい活動にするための工夫があります。 グループ分けは先生たちが決めています。子ども同士の相性とそれぞれの興味に合わせることが大切だからです。テーマは、一年間活動をおもしろく続けられるように、子ども達との話し合いのなかで、子ども達自身が自分たちで考えて決めたと実感できるように導いています。 まだ先を見通して考えることが難しいので、その辺は先生達がいろいろ工夫しているところです。どのグループの子ども達も、自分のグループが1番楽しくてすごいことをしていると思ってい
May 10
キラキラデー始動
今年度最初のキラキラデーでした。異年齢の3グループでテーマを決めて1年間ワクワク・ドキドキする活動に取り組みます。毎週1回、保護者の方や園全体の先生を巻き込んで、時には外部講師の方に来てもらったり、園外保育に出かけたりします。 子ども達の意見や思いを聞きながら進める活動なので、進んだり、後戻りすることもあります。最終的には、テーマの内容に詳しくなり、もっと知りたいという気持ちが膨らむといいなと思っています。 毎年、3歳児はなんとなく一生懸命4.・5歳児についていっていますが、だんだん活動の意味がわかって来て、年上の子ども達に手伝ってもらいながら活動を楽しめるようになっていきます。 今日は、グループ名とどんな活動をするかをを話し合いました。グループ名もなかなか決まらず、何をしたいかもそれぞれ(特に5歳児)の思いがあってなかなか決まらないようでした。でも、自分の意見を言うことや、友達や先生の意見や思いを聞くことがとても大事です。 5歳児の子ども達の成長や自覚が著しく、一生懸命自分の思いを伝える姿をたくさん見ることができました。今年の
May 9
気持ちがわかる
1~2歳ごろのかみつきには頭を抱えてしまいますが、最近はぐっと減りました。だからといってずっとこのままではなく、またかみつきが頻発する時期が必ずやって来ます。1~2歳児は言葉よりも感情の方が先に動くので、かみつきを止めることはとても難しいです。 かみついた後の対応も難しいと感じます。かみついた歯形を見せて「ほら、〇〇ちゃんの手を見て、こんなになってるよ。痛かったよ。わかる?」と言っても、相手に気持ちがあることが理解できない年齢なので、通じません。 相手に気持ちがあることを理解できるのは、4歳を過ぎてと言われています。それでも、日々話をすることで伝わることがあると思ったエピソードをお伝えします。 二日前の夕方、園庭で追いかけっこをして遊んでいた5歳児のZくんと4歳児のQちゃん。勢い余ってQちゃんの上にZくんが乗るような体制でQちゃんは思いきり転んでしまいました。歯で唇を切って、出血したQちゃんを側で見ていた3歳児のPちゃんが、「Pちゃんもこの前バランスボールに乗っていて滑って口を切ったんだよ。痛かった~」 「そうだよね。あの時は痛かったよね
May 8
おしゃべり
長いお休み明け、やっぱり機嫌が悪いお子さんがいました。連休前はほとんど泣き声が聞こえなくなっていた0歳児の保育室から泣き声が・・・。生活リズムを戻すのは赤ちゃんたちにとっては試練でしょうね。 他のクラスの子ども達はあまり変わらずに、園庭でおもいきり水遊びを楽しんでいました。5歳児は遠いところにあるデイサービスさんへ、4歳児は近くのグループホームさんを訪問しました。5歳児はいつもより疲れたような足取りで帰って来ましたが、楽しんだようです。 2歳児のTくんのお休み中のかわいいエピソードを聞きました。「お休みの間、おじいちゃん、おばあちゃんと野球観戦に行きました」と育児日記に書いてあったので、S先生が「野球に行ったの?」「うん、ドームに行った」「誰と行ったの?」「「おじいちゃん、おばあちゃん」「そう、楽しかったね」 これまであまりしゃべらなかったTくんが上手におしゃべりをしてくれたので、S先生は嬉しくてまた「誰と行ったの?」と訊いたそうです。「おばあちゃん」それがかわいくて、「誰と行ったの?」とまた訊くと、「おばあちゃん」と言いながら泣き出してし
May 7
