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保育士として

 昨日のブログに書いたように、虐待とまではいかなくても、不適切な保育(曖昧ですが)をしている保育園、保育士が全国にもっと存在しているのかもしれません。そう考えると、保護者の方は何を信じて預ければいいのかわからなくなりますね。


 言葉で訴えることができない子どもたちの思いを知るための一つの視点として、朝、保育士に預けるときの表情が手掛かりになると思います。おうちの方と離れたくない寂しさで泣いてしまうこともありますが、保育士に手を伸ばしたり、抱っこされると安心したような表情が見られなら大丈夫です。大人は嘘をつきますが、こんな場面で子どもは嘘をつかないので・・・。


 保育士を信用できなくなっている方もいらっしゃると思いますが、子どもを虐待するような保育士はほんの一握りです(そう思いたいです)。先日、キャリアアップ研修に参加したS先生が、職員勉強会でこんな話をしてくれました。3日間のグループ研修で、福岡市の他園の先生方と話をした時に、「りんごの花保育園がこんな保育をしている」と話をすると、「私もそんな保育がしたい」「自分の子どもをそこに預けたい」と何人もの先生に言われたそうです。


 一昨日、Y先生も以前一緒に働いていた幼稚園の先生に、りんごの花保育園の保育内容を話すと、「いいですね。私もそんな保育園で働きたい」と言われたそうです。自画自賛で恐縮ですが、りんごの花保育園は、保育所保育指針に規定されている保育を行っているだけですが、そうではない保育園・幼稚園があるということではないでしょうか。


 養成校で学び、どんな保育をすればいいかわかっているのに、それができなくて苦しんでいる人たちがたくさんいます。子どもにとってどんな経験をすることが大事なのか、その時に保育士はどんな環境を準備してどんな関わりをすればいいのか、保育所保育指針にはしっかり書いてあります。わかっているのに、できないのは辛いですよね。


 最近、インスタを見て下さっているのか、求人の問い合わせの電話も掛かってくるようになりました。先日のブログに書いたように、来年度も全員の先生たちが継続してくれるので、このままの体制でいけそうです。なによりも、一人一人の子どもを大事にしてくれる先生たちと一緒に働けることが幸せであり、安心です。



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