父親の育児困難
K大学の大学院生に依頼されて、「生後6カ月から1歳の子どもを持つ父親の育児困難感」についてアンケートを実施することにしました。育児で母親の悩みについてのアンケートはよく目にしますが、父親の視点というのはあまり見たことがないので、興味を持ちました。 生後6カ月から1歳というのも気になります。父親になったばかりの頃で、葛藤する時期でしょうね。子どもがいくつになっても親の悩みは尽きませんが、10カ月間自分の身体で赤ちゃんの存在を感じていた母親と違って、父親が親になったと実感するのは時間が必要かもしれません。 目の前で赤ちゃんが泣いていてもどうすればいいのかわからずに焦ってしまうのではないでしょうか?当事者じゃないとわからないこともありますね。アンケートを通して、具体的に何に困って、どんな支援が必要なのかを知りたいと思います。 園内にポスターを貼っているのですが、父親を対象とした心理士による相談窓口もあります。でも・・・困っている、助けてほしいなんて言えないかもしれませんね。 どうにかなる、どうにかしなければという思いや、自分の心が疲れていること
Jul 24
保育方針
こんなに暑い中、7ヶ月のお子さんを連れてご夫婦で見学に来てくださいました。来月、0歳児は新入園児のお子さんを迎えて定員を満たすので、現在見学に来られている方は来年度の入所のためがほとんどです。ありがたいです。 保育室は冷房が効いて涼しいのですが、廊下は蒸し風呂状態です。そんな中、熱心にお話を聞いてくださってありがたいやら、申し訳ないやら・・・。暑さ対策もこれまでと変えなくてはいけませんね。人間が動ける気温ではなくなっています。 未満児クラスはプール遊びを、以上児クラスは色水遊びを見てもらいました。キラキラデーの活動について、階段のところに貼っているドキュメンテーションを見ながら話をすると、とても感心されたようでした。 「中に入ってみると、本当にいい保育園ですね。」と最高の褒め言葉をいただきました。 「子どもの主体性を尊重して、自分で考えて行動する子どもを育てたいと思っているので、先生たちが指示・命令をするのではなく、子ども達と話し合いながら日々過ごしています」とお話しすると、「だから、子ども達がみんな楽しそうなんですね」とまたまた嬉しい言
Jul 23
子どものウソ
先日人権研修を受けました。以前にもお話を聞いたことがある著名な先生で、様々な保育園の相談を受けてあるそうです。 東京の保育園では、子どもがウソをつくことが増えて園へのクレームにまで発展するケースがあるそうです。 子どものウソ!?子どもは「〇〇だったらいいなぁ」と想像の世界にいるので大人から見ればウソをついていると思ってしまうことがあると思います。 ある保育園で、男の子が「先生にお昼寝の時間に喉が渇いたと言ったら、唾をのんどきなさい」と言われたと母親に話して、その子のお母さんが怒って連絡帳10ページに書いて来られたそうです。 先生達はそんなことを言っていないのですが、証明しようもないので、対応に困ったという話でした。その子の本当の気持ちは「お昼寝をしたくない」で、それが言えなくてついたウソのようでした。 子どもはウソをつきます。意識せずについているウソが多いと思いますが・・・。それを咎めるより、大人ができることを考えたいと思います。 まず、「そんなことを先生が言うはずないよね」という信頼感を保護者の方にもってもらうこと。そして、子どもが
Jul 22
バーンアウト
児童発達支援事業所には3名の訪問支援員がいます。それぞれ担当のお子さんがいて、保育園、幼稚園、小学校を訪問しています。保育所等訪問支援のニーズはますます高まって、支援員の先生達は忙しそうです。要請があっても応えられなくて待っているご家庭もある状況です。 児童発達支援事業所で療育を受けるだけでなく、いつもの場所で、友達と一緒に心地よく過ごすために支援してほしいと思われるご家族の思いはよくわかります。 昨年度末、サポートが必要なお子さんを支援していた加配の先生達が何人か退職されたことを知って、事業所の支援員の先生が心を痛めていました。 やめられた方は、とても熱心な方ばかりだったそうです。頑張ってお子さんを支援しても、その先生を支えてくれる人がいなければ、気持ちは続かないかもしれません。 事業所の訪問支援員の先生も、もっと自分にできることがあったんじゃないかと話していました。自園でも、サポートの先生達をしっかり支え、悩みを相談できる体制を作らなくてはと思いました。 児童発達支援事業所の訪問支援員の先生達が保育園に何度も来て、話を聞いてくれたり
Jul 21
エージェンシー
M先生が、ラジオ番組「すくすく子育て」で、自分で考えて前に進む力= エージェンシーについて紹介されたことを教えてくれました。 世界中で子ども達が将来必要な力について話し合われ、予測不能な社会を生き抜くにはエージェンシーが必要だと言われているそうです。 非認知的能力も、エージェンシーも、今までのように、一方向的な知識をつける教育ではつけることができない力です。 A Iが教えてくれる知識を未来を切り開くためにどう使っていくかが求められています。自分で考えて,行動し、人と力を合わせることが大事なのですね。 その力をつけるために、幼児期には主体的で創造的な遊びが重要な鍵を握っています。遊びの中で自分で考えて、試して、うまくいかなかったら、もう一度考えて試してみる・・・友達に相談したり力を合わせて遊びをより楽しいものにしていく経験からエージェンシーが培われていきます。 ここまで書きながら、いつもりんごの花保育園で実践していることだと思います。多分、このラジオ番組を聞いたりんごの花保育園の先生たちは「やっぱり。自分達の保育は子ども達の未来をつくる力
Jul 20
結婚式
児童発達支援事業所のH先生の結婚式に出席しました。結婚式なんて、前回いつ行ったのか思い出せないくらい本当に久しぶりでした。 コロナ禍で結婚式を控える人が増えて、それでもいいよねーって思っていたのですが、たくさんの方に祝福される結婚式はとてもいいなぁと思いました。 H先生は、まだ事業所に入職されて3ヶ月くらいですが、若いのに(偏見ですね)落ち着いてしっかり子ども達に関わってくれます。どの子に対しても優しく声をかけてくれるので、子ども達にも慕われています。 ご自分が卒園した保育園で8年間も勤められて、この春事業所に入職してくれました。ずっと長く働いてくれるといいなと思います。 久しぶりの結婚式は、新郎新婦さんやご家族の方の温かい想いがたくさん込められていました。費用も手間もかかるので結婚式をしない人も増えていますが、結婚式っていいなぁと心から思いました。 素敵な時間をありがとうございました。H先生の明るい笑い声で温かいご家庭を作ってくださいね。
Jul 19
家族支援
児童発達支援事業所の家族支援プログラムの日でした。今月の講演会テーマは「特別支援教室、通級教室」。講師は昨年も話していただいた元小学校教諭で、現在不登校支援等の私塾をされているK先生です。 スライドが120枚ほどあって、情報満載の講演会でした。参加されたのは18名で、とても熱心に耳を傾けていらっしゃいました。 教育制度は常に更新されるので、アンテナを張っていないと、大事な情報を逃してしまいます。K先生は常に新しい情報を話してくださるので、今日の講演内容は、お子さんの進路を考える上でとても参考になったのではないでしょうか? 教育の最終目標は自立です。お子さんのできないことや苦手なことには目をつぶって、良いところを伸ばしてゴールを目指したいですね。 特別支援教室や通級を選んでも、通常級を選んでも、それぞれメリットとデメリットがあります。K先生のお話を聞いて、選択を間違えたと思ったら、その時にまた選び直せばいいことがわかりました。 あまり自分やお子さんを追い込まずに、どんなところだったら楽しく通えるんだろう?という視点で選んでもいいんだな
Jul 18
子どもにとって
今日はN大学4年生のポスターセッションに参加しました。20グループほどの発表がありました。どのグループの発表を聞こうか迷いましたが、基本的生活習慣を身につけるための保育者の関わり方と主体的な行動を引き出す保育者の関わりについての発表を聞きました。 3年ほど前もこのポスターセッションを聞いたのですが、その時のテーマも「子どもにとってどうなのかを問い続け、学び続ける実習」だったと思います。N大学の学生さんがそれを基本とした保育観を育む価値はとても大きいと思います。 私たちも、「子どもにとってどうなのか」を問い続けながら日々子どもたちに関わっています。子どもの気持ちはどうなのか?なぜその行動をしたのか?いつも考え、迷いながら子ども達に関わっています。 もしかすると、大人側の勝手な思いで子どもたちの言動を判断してしまっているかもしれないという不安を持っています。子どもたちは、自分の思いをわかってもらえずに悲しい気持ちになっているかもしれません。そんなことがないように、いつも自分の言動を振り返り、時には落ち込みながらも次に生かさなくてはと思っています
Jul 17
別れ
11年間一緒に暮らしていたトイプードルが死んでしまいました。昨日、様子がおかしいと思って見ていたのですが、今朝は痙攣が止まらず、水分も取れなくなってしまいました。 朝一番に病院に行ったのですが、「ウチでは手当できない」と大きな病院を紹介され、その病院に行く途中で亡くなってしまいました。 夕方、火葬に行きました。小さな身体で精一杯頑張って生きていたことがよくわかりました。ペットの火葬担当者の方が、人間の時と同じように、一つ一つ骨の説明しながら、丁寧に骨壷に納骨してくれ、悲しみが少し癒されました。 別れは辛いです。明日は保育園に行って、子ども達の元気な姿に癒されると思います。
Jul 16
