憧れの職業
保育士は、小中学生が将来なりたい職業のベスト10にずっと入っていたのですが、最近は人気がなくなってしまいました。なぜでしょう? 保育士養成の短大に入学する学生も急減しています。2年間で多数の単位と実習が課せられているので、学生生活を楽しむことは少し難しいのが理由の一つかもしれません。 4年制大学では、幼稚園・保育士より小学校教諭を選択する学生の割合が高くなっているそうです。 保育士になりたいと思っても、家族に反対されるという話も聞きました。社会的に、保育士は忙しくて、保護者対応が大変で、待遇が悪いという風潮になっていることが影響しているのかもしれません。 でも、保育士はやりがいがあって、楽しい仕事です。少子化なのに、日常的に子どもと関われるのはとても幸せです。赤ちゃんだった子が、小学生になっていく姿、その変化を見れるのはこの仕事ならではです。卒園児が、時々保育園に来てくれて世間話(?)をするのも楽しみです。 先週、2歳児のIちゃんと、Yちゃんが「保育園の先生になりたいね〜」と話していたそうです。2人とも保育園ごっこが大好きで、絵本を読む
Aug 30
きょうだい支援
児童発達支援事業所の月に1回の家族支援の日でした。本日のプログラムは、きょうだい支援。発達特性があるお子さんのお兄さん、お姉さんに来てもらって、一緒に療育体験をしてもらった後、きょうだい児だけでゲームを楽しみました。 参加してくれた4名のお兄さん、お姉さんは、弟、妹達と寒天遊びを体験してとても楽しんでくれました。どんなことをしているか、きっと気になっていたと思います。体験して納得してくれたことでしょう。 同じ遊びでも小学生がいると遊びが広がり、いつも利用している子ども達にとっても、より楽しい時間になりました。 発達特性があるお子さんは、保護者の方の手がかかったり、きょうだいが我慢していることが多いのではないかと思っていたのですが、我慢することがあっても、弟、妹をかわいいと思う気持ちの方が強いということがわかって、安心しました。 きっとお父さん、お母さんが上手にフォローされているのでしょうね。ご家族の絆の強さも感じました。 国もきょうだい支援を推進していますが、私達も手ごたえを感じました。また、12月にきょうだい支援を予定しているので、是
Aug 29
キラキラデー報告
来週から運動会の練習が始まるので、前期最後のキラキラデーでした。どのグループの活動もおもしろくなってきて、子ども達も一生懸命話を聞いて参加しているので残念な気がしますが、運動会が終わった後の子ども達の成長でさらにキラキラデーの活動が充実することを楽しみにしたいと思います。 テーマが「水」グループは、いろいろな種類の夏野菜を準備して、どの野菜が水に浮くか実験していました。子ども達の予想はかなり当たっていたので、おうちの方が料理をしているところをよく見ているのかなと思いました。 水に浮いたのは、玉ねぎ、キャベツ、ピーマンで、沈んだのはジャガイモ、にんじん、トマト・・・その共通点に気づいたと思いますか? りんごの花保育園の先生たちはよく「実験」をしますが、予想(仮説)を立てて、立証すると、自分の考えが正しかったのかそうでなかったのかがわかるので、おもしろく、ドキドキしますね。「水」グループはそんなドキドキを楽しんでいました。 「力」グループは、今週も空気の力を感じていました。初めは紙コップにボイルで蓋をして、息を吹き込むとホイルが揺れることに気
Aug 28
国際化
イギリス人のG先生の英語教室がありました。開園してからずっと未満児クラスと以上児クラスに分かれてレッスンを受けています。G先生のオーバーリアクションがちょっと怖い未満児クラスの子もいますが、毎月会っているので、ほとんどの子は楽しんでいます。 日本人とは違う容姿や言葉に触れる経験はとてもいいと思います。小さいころから、そんな人と出会い、言葉を聞き、一緒に身体を動かして楽しむ時間は特別です。 英語がわかるようになったり、話せるようにはならないでしょうが、違う文化に触れる経験は貴重だと思います。 今年度からG先生が作られたテキストを使って、書くことも楽しんでいて、アルファベットに興味を持つ子が出てくるといいなと思っています。小さいころに学んだことはすぐに忘れてしまいますが、楽しかったという気持ちは残っていくでしょう(そう願っています)。 昨日、S短大の外部評価委員会で、入学する学生が少なくなっているので、留学生の獲得に力を入れているという話を聞きました。ほとんどの留学生が生活総合ビジネス専攻科で、ホテルや観光業界への就職を目指しているらしいので
Aug 27
短期大学の存在意義
以前、非常勤講師を務めていたS短期大学の外部評価委員会に出席しました。国は「短大じまい」を打ち出していて、短大の存在意義が問われているそうです。短期大学は、地元の就職者を輩出するなくてはならない存在です。少子化だからとか、入学者が減っているからとかの理由で失くされると困ります。 保育士資格や幼稚園教諭免許は2年で取得できるので、短大の存在意義は大きいです。長期間勉強した学生も必要ですが、効率的に学んだ学生がすぐに現場で活躍してくれるのは保育園・幼稚園にとってはありがたいことです。 入学者が減る中、S短大では外国人の学生が多く入学しているそうです。日本人の学生よりも年上の学生が多く、学ぶ意欲が高く、それが若い日本の学生に良い影響を与えていると聞いて納得しました。 非常勤講師をしていた頃、高校を卒業したばかりの学生は、自由を満喫したい、遊びたいという気持ちが強いように感じていました。それも理解できますが、将来のために勉強に取り組んでいる外国人の姿勢に影響されて学ぶ姿勢が変わるのはいいですね。 学生に対する教員の向き合い方も変わって来て、「褒め
Aug 26
感性
今日は2年前にも来ていただいた出前講座の先生に来てもらいました。「季節が違うので、前回とは違う生き物を連れて来ることができました」とカイコの幼虫とその繭を見せてくださいました。カイコはご自宅で飼われていて、ちょうどさなぎになったものを持って来てくださったそうです。繭から糸を引き出すところを見て、大人も大興奮です。 子ども達は自分が知っている知識を披露して、先生から「うん、うん、そうだね。よく知ってるね」と言ってもらえて、とても満足そうでした。 先生の話はとても魅力的でした。ガラス瓶に入っていたのは大きなムカデ!!ご家庭の洗濯機の中から出て来たそうです。「洗濯物と一緒にグルグル回ってたんだよ~」と、おもしろいエピソードを聞いて、子ども達は目を丸くして瓶に入ったムカデを見ていました。 ヒキガエル、アカハラヤモリ、カニ、ミドリガメなどの生き物だけでなく、剝製やヤギの骨などに触らせてもらい、たくさんの気づきがあったと思います。これをきっかけに子どもたちの生き物への興味がさらに強くなりそうです。 初めは3・4・5歳児だけの出前講座のつもりだったので
Aug 25
猛暑
茹だるような暑さは今週も続くようです。季節外れのインフルエンザが全国的に流行しつつある状況の中、暑さで体力が落ちている子ども達の身体が心配です。 今年は夏の初めに手足口病やコロナが流行しました。最近の感染症は季節を問わないのでとても怖いです。寒い時のインフルエンザはイヤですが、暑い時のインフルエンザも嫌ですね。気温が高いのに体温がさらに高い・・・想像しただけでどんなに不快だろうと思います。 今日は発熱や風邪症状でお休みの子が多かったので、体育教室のプール指導も少ない人数でした。その分、たくさん水に触れ、体育講師のT先生の話を聞いて、挑戦していました。思いもかけず水が鼻に入って痛い思いをしたり、喉に触れて咳が出たり、子ども達にとってプール指導は楽しいことばかりではありませんが、友達と一緒なら頑張れるようです。 2か月近くプール指導をしてもらい、5歳児は半数以上が泳げるようになり、4歳児・3歳児は水を怖がらずに顔を鼻までつけることができるようになりました。プール指導も残り1回です。 後は、ご家庭でも安全な場所でたくさん水に触れる経験をさせて頂
Aug 24
イエローカード
先週、イエローカードを作りました。5歳児の子ども達の乱暴な言葉がなかなか変わらないからです。 乱暴な言葉は子ども達にとってかっこいい言葉なので、変わらないのは仕方ないとは思いますが、そんな言葉を聞くと心がザワザワします。同じことを言われても受け入れにくくなります。子ども達にとってもそれは不利益です。 子ども達の乱暴な言葉を聞くたびに訂正するのは難しく、注意をしても子ども達は「またか」と受け流してしまいます。それで、イエローカードを作ることにしました。イエローカードを持っているのは、りんご組(3・4・5歳児)の先生たちです。 乱暴な言葉で言われた時はイエローカードをだすから、自分で考えてね。その時は、先生たちは何も言わずにその場から離れるね・・・と、担任のM先生から子ども達に話してもらいました。 イエローカードには悲しい顔をした女の人のイラストを貼りました。「今の言葉を言われて悲しかったよ」という気持ちを伝えたいからです。 イエローカードがどれだけの効果があるかわからないのですが、今までやってきたことは効果がなかったので、方法を変えよ
Aug 23
アンガーマネジメント
昨日はアンガーマネジメントの研修に参加しました。ある園さんの評議員会で出会った方が講師を務められると知ったので、聞いてみたいと思ったからです。 ご自身の息子さんはお二人とも特別支援学校に通われたと聞きました。日々、大変な毎日を過ごされる中で、お子さんのために勉強したい、そしてお子さん達が大きくなってからは、勉強したことを困っている方々に伝えたいと講師活動をされているそうです。頭が下がります。 アンガー(怒り)は、自己防衛であり、怒ることは悪いことではなく、怒りを上手にコントロールすることが大事だそうです。 怒りは強度や頻度、持続性などによってコントロールの仕方が変わります。言葉や暴力、モノを投げるなど人を傷つけるなどの怒り方ではない方法を身につけたいですね。 子ども達の中にも、すぐに怒って暴言を吐いたり、相手の子やそばにいる子を押したり、叩いたりする子がいます。言われたくないことを言われた瞬間に心と身体が反応してしまうという感じです。 そんな失敗体験が日々積み重なって、さらに強度や頻度、持続性が増してしまうのでしょう。...
Aug 22
