もう一人保育士を
一昨年、豊中市の認可保育園で、9ヶ月の男児がベビーフェンスでつかまり立ちをしていた時に転倒して頭を強打し、今も重篤な脳の後遺症が残り、治療を続けているそうです。 当時、12人の0歳児に4人の保育士が配置されていたのですが、お昼寝中ということでしょうか、2人が保育室,1人が事務室、1人が廊下で9人の子どもを見ていたそうです。 0歳児9人を一人で見るのは無理です。廊下で見ていた保育士は、つかまり立ちをしていた男児が持つベビーフェンスを支えていたそうですが、2人の子が泣きながらその保育士のところに来たので、フェンスを支えていた手を離してしまい、男児は転倒して頭を強打してしまったということでした。 りんごの花保育園でも、お昼寝から早く起きた子は廊下で遊んでいます。とても他の園のこととは思えません。 規定通りの人数を配置しても、休憩やトイレに行くこともあります。事務室で事務仕事をすることもあります。家庭での育児と同じように、子ども達から離れてする仕事もあって、常に全員が保育室にいられるわけではありません。 改めて、小さな子ども達を保育するリスクの
Aug 12
長い夏休み
昨日、久しぶりに今年の春に卒園したQくんが保育園に来てくれました。ニコニコと楽しそうな顔が少しお兄ちゃんになっていました。初めての夏休み、たくさんの自分時間を楽しんでいるようです。 働く保護者の方にとって、長い夏休みをどう過ごすのか大問題ですね。あまりに暑いので、「外で遊んでおいで」とは言えないので、さらに時間の過ごし方が悩ましいと思います。 iPadや携帯の動画を見てほしくなくても、コントロールするのは難しいですね。昔より便利になったような気がしていたのですが、外で友達と遊べた以前の方が夏休みは過ごしやすかったように感じます。 自由研究や読書感想文などの恒例だった夏休みの宿題がない小学校も増えています。その分、自由時間の過ごし方や、生活リズムの整え方が難しくなったとも思います。 保育園は夏休みがないのですが、それでもお盆期間は登園する子ども達が少なくて、物足りなさそうです。海外のように、大人も子どももみんな長い夏休みを一緒に取れるようになるといいなと思います。
Aug 11
子どもを守る
先日、お子さんが熱性痙攣を起こしたのですが、そばにいたのは私です。お客様とお話をしている時に、熱を出して事務室で寝ていたQくんの様子がおかしいことに気づき慌てました。 「他の先生に知らせて来るので、少しだけQくんの様子を見ていてください」と言って、時間を計りながら、保育室の先生を呼びに行きました。 お客様達は、時間を計りながらしっかりQくんのことを見てくださっていました。 1分以上経っても痙攣が収まらなかったので、救急車を呼びました。2分ほどで痙攣は収まったのですが、Qくんは救急車で近くの急患センターに運ばれました。 痙攣が5分以上続かなければ大丈夫と言われますが、とてもそんなに待ってはいられません。既往症やかかりつけ医が書いてある用紙を持って救急車に乗り、私もそばでずっとQ君の様子を見ていました。意識も戻ってきて、呼びかけにも反応してくれるようになったので少し安心しました。 病院では、痙攣の時の様子を聞かれました。左右差がないか、手の動き、足の動きについて聞かれたのですが、痙攣の時間と状態観察に気を取られ、携帯で動画を撮るのを忘れてい
Aug 10
心のケア
熊本地震後、2歳児の子ども達が『地震ごっこ』をすることがあります。「じしんだ!」と叫んで、頭を抱えて友達とくっつきます。 毎月火災や水害、地震を想定していた避難訓練を行っていて、それはごっこ遊びにならなかったのに、今回の地震体験は子ども達の心に影を落としているのかもしれません。 昨日、熊本の災害対策の要職にいらっしゃる国会議員の方のお話を聞いたのですが、イオン熊本の爆発事故を目撃した子ども達の心の傷は深く、保育園に登園できるような状態ではないそうです。 大人は人と話したり、情報を集めたりして悲惨な出来事をどうにか整理することができるかもしれませんが、怖い体験だけ残っている子どもの心を回復させるのには時間がかかりそうです。 『地震ごっこ』も傷ついた心の回復のために必要なのかもしれません。地震発生から12日目。先進国であるはずの被災地とは思えない状況が続いています。国力を全結集して、一日も早く日常を取り戻してほしいです。
Aug 9
連鎖
こんなに暑いと食欲がなくなりますね。毎年のことですが、冷たい飲み物ばかりを飲むので、胃を痛めてしまいます。冷たいものをやめようと思うのですが、冷たいものが喉を通る気持ち良さを手放せないんです。困ったものです。 暑いので、子ども達の食欲も落ちています。先週、給食時間にりんご組(3・4・5歳児)に行くと、かぼちゃの主菜が山盛りに残っていました。検食で先に食べたのですが、暑い時に食べるとちょっと食べにくいメニューです。 保育園の給食のメニューは、ハンバーグやから揚げとかはあまりなくて、メニューを見ただけでは想像しにくいものが出てくることがよくあります。必要な栄養素を摂るために、いろんな食材が入っているのですが、暑い夏には食べにくいと思います。 でも、時々給食室に入って野菜を切っていたので、切り込み作業がどんなに大変かよくわかります。こんなに暑い中、一生懸命作った給食が残食として戻って来た時の給食の先生達のがっかりする顔が目に浮かび、もっと食べてほしいと思いました。 りんご組のM先生が「熊本地震で食べられない人もいるんだよ。」と話すと、おかわりを
Aug 8
スイカ割り
日陰ながら、暑い日差しの下、スイカ割りをしました。これが砂浜だと最高なのでしょうが、りんごの花保育園の園庭でのスイカ割りです。私のお友達が毎年大きなスイカを持って来てくれるので、恒例になっています。 2個は昨日のおやつで食べました。残り1個一番小さいスイカでスイカ割りをしました。最初に主任のA先生がスイカ割りのデモンストレーションをしてくれました。だんだん子ども達の気持ちが盛り上がって来て、1歳児から5歳児までみんなが体験できました。 本来は目隠しをしてするものですが、子ども達は目隠しをするのが怖いので、そのままスイカ割りをしました。でも、なかなか割れません。5歳児が力を込めて棒で叩き、やっとひびが入ったところでA先生が「園長先生に割ってもらおう」と一言。 自信がない・・・と思いながらがんばって棒を振りかざして叩いたのですがやっぱり割れず・・・最後はA先生がしっかり割ってくれ、子ども達から拍手喝さいを浴びていました。 給食室の先生が冷蔵庫で冷やしてくれたので、とっても冷たくて甘いスイカでした。暑い中で食べるスイカは本当においしかったです。
Aug 7
ごめんね
1・2歳児の保育室で、仲良しのQちゃんとJちゃんがおうちごっこをしていました。ままごとの食器などをきれいに並べて、ダンボールの積み木の箱で囲い、イメージを共有して楽しそうにごっこ遊びが進んでいました。 その中に入ろうと1歳児のZちゃんがダンボールの積み木を乗り越えようとした瞬間、「ダメ!」とQちゃんが強い勢いでZちゃんを押したので、Zちゃんは後ろにひっくり返ってしまいました。 とっさの出来事に「Qちゃん、押したら危ないよ!」と駆け寄りました。Zちゃんは他の先生が抱っこしてくれたので、Qちゃんに「押したら危ないよ。入ってほしくなかったら、『やめて』って言って。Zちゃん、泣いてるよ。痛いよ。」 でも、Qちゃんは黙って下を向いたままです。Zちゃんに『ごめんねって言おうか?』と言っても顔を上げてくれません。きっと咄嗟に押してしまい、Qちゃんもどうすればいいかわからなかったのでしょう。 無理やり「ごめんなさい」と言わせるのは良くないけど、どうしようと思っていると、一緒に遊んでいたJちゃんが「Jちゃんがごめんなさいって言ってあげる」...
Aug 6
メディアとの付き合い方
今日は「子どもの発達とメディアとの上手な付き合い方」についてお話を聞きました。 2018年の中高生のネット依存は93万人、治療法も確立されてなく、治療する施設はパンク状態だそうです。 小学生のゲーム依存症の症状として、「ゲームをやめたら」と言われたらムカつく、授業中もゲームのことを考えてしまう、寝るのが遅くなって起きられないなどがあるそうです。ゲームが中心になって、生活が成り立たなくなってしまうのですね。 幼児期に長時間タブレットや携帯を見ていると、小学生の依存に繋がってしまうかもしれないので、大人がコントロールできる時期に対応しておきたいですね。 脳の前頭前野は、思考など人間らしさを司っていますが,ゲームをしている時は前頭前野は動いていないそうです。ゲームに依存すると、感情をコントロールできなかったり、しなくてはいけないことをすることが面倒になってしまうそうです。 これだけ生活の中にメディアが入り込んでしまうと、大人が制御するのは難しいですが、まだ大人の管理下にある幼児期にメディアとの付き合い方を一緒に考えていきたいですね。
Aug 5
訪問支援
児童発達支援事業所の訪問支援員の先生が、一人のお子さんに対して月2回訪問支援に来てくれます。りんごの花保育園には、訪問支援を希望しているお子さんが4人いるので、現在は1か月に8日間も訪問支援に来てくれます。 同じ法人の職員ですが、通常の交流はないので、来てくれると風通しが良くなるような気がします。 第三者の目で見られるのは、ちょっとドキドキしますが、違った視点で見てもらえるのがいいです。質の高い保育を目指していますが、客観的に見てもらうと気づかされることがあります。そんな意味でも訪問支援の先生が継続的に来てくれるのはプラス効果が大きいです。 支援員の先生には、対象のお子さんが集団の中で適応的な行動がとれるよう見てもらい、日常的に困っていることの原因や対応を一緒に考えてもらっています。 今日は、5歳児のQちゃんが何度もお友達とトラブルになり、その度に担当のサポート保育の先生を見ながら大きな声で泣いていたそうです。 サポート保育の先生は、Qちゃんが自分で乗り越えてほしいと少し離れた位置から見守っていたそうですが、自分の対応が適切なのか、迷い
Aug 4
